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2019年08月28日   [イヤホン・スピーカー・アンプなど

透明感と音の分離の良さが際立つハイブリッドイヤホン「Tin HiFi T3」を試してみた

「1BA+1DDハイブリッドイヤホンTin HiFi T3 DN-915827」

 今回紹介するアイテムは、「1BA+1DDハイブリッドイヤホンTin HiFi T3 DN-915827」。一部において人気らしい、上海問屋のイヤホンとしては比較的高めのものになる。製品自体は透明感と分離の良さが特徴的なイヤホンだ。

 販売価格は税抜き7,580円(税込8,186円)。


中・高域用にBAドライバ1基、低域用にダイナミックドライバ1基を備えたハイブリッドイヤホン

 本製品は、MMCX端子採用リケーブル対応のイヤホンだ。製品名からも分かるように、中・高域用にバランスド・アーマチュアドライバ1基、低域用に10mmダイナミックドライバ1基を備えている。ハウジングはアルミ合金で、見た目の質感も上々だ。

 カタログスペックは、再生周波数帯域10~40,000Hz、感度95dB±3dB、インピーダンス16Ω。MMCXケーブルの長さは約1.2m。MMCXは8芯/5N/OFC銀メッキと力の入った仕様である。ケーブルはY型でタッチノイズが少なめ。MMCXであるため、あれこれとケーブルを変更して楽しめるのだが、しばらくは付属のケーブルを楽しんでみるといいだろう。なお、ケーブル込みの重量は約34g。

  • パッケージ
  • ハウジングの高級感はなかなかのものだ
  • この辺の形状がカワイイ
  • ケーブルの色はやや派手め
  • Y字ケーブル

 実際に音楽を聴いてみると、透明感の高さと分離の良さが際立つ。また変に低音が強いこともなく、バランスのいい出音で女性ボーカルを中心に、多くのジャンルに適していると感じる人が多いだろう。

 またゲーム用としては、低音がやや物足りなく感じるかもしれないが、バトルロイヤルゲームの場合は分離の良さから状況把握がしやすいほか、もちろん、リズムゲームにも適している。とくに複数ボーカル曲であるほど、本製品で幸せになれるだろう。

 よって、価格はやや高めであるのだが、オールラウンド的な使い方もできることを考えると安い部類に入る。なお、テストは付属のウレタンタイプのイヤーピースを使用している。

  • イヤーピースはシリコンタイプ2種(S/M/L)とウレタンタイプ(S/M)の計8組が付属しているため、イヤーピースでの音の違いも楽しめるところもいい。なお初期状態はウレタンタイプMサイズが装着されている

 MMCXケーブルの事情を見ると、国内でも多く流通するようになっている。そのため、本製品を軸としてMMCXケーブルを楽しんでみてもいいし、Lightning端子やUSB Type-C対応MMCXケーブルにトライしてもいいだろう。いずれ上海問屋でも取り扱いがありそうである。個人的には、Bluetooth対応になるMMCXケーブルを期待したいところだ。

 というわけで、上海問屋にあるイヤホン群のなかでは販売価格が税抜き7,580円と高い部類に入るのだが、体感できる音は価格以上のものだ。そのため、なるべく低予算でイイ音が欲しいと考えているのであれば今回の製品がオススメ。

 試聴できる店舗もあるため、お気に入りの音楽でチェックしてほしい。

1BA+1DDハイブリッドイヤホンTin HiFi T3 DN-915827
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=459640&lf=0

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