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2019年10月24日   [スマホアクセサリー]  [撮影グッズ] 

カメラでの“俯瞰撮影”を楽にする安価な三脚用アタッチメントを試してみた、価格は税別1,388円

　今回紹介するアイテムは、「俯瞰撮影アタッチメント(DN-915818)」。デジカメやスマートフォンによる撮影時に、三脚単体ではちょっと面倒な俯瞰撮影を楽にしてくれるアタッチメントだ。販売価格は税抜き1,388円(税込1,526円)。

三脚や自由雲台に取り付けてカメラを真下に向けることが可能になるアタッチメント

　本製品は、俯瞰撮影用のアタッチメントになり、三脚に取り付けて使用するのが主な運用方法だ。底面に1/4と3/8ネジ穴があり、三脚本体か自由雲台に取り付けられる。

• 本体
• 写真のように2箇所を動かすことができる

　本体は開封状態だとほぼ四角形の物体だが、ふたつのヒンジを備えており、2段階でベースを動かすことができ、都合のいい角度で止めることに対応。そのため、三脚単体時よりも余裕をもってカメラを真下に向けることが可能になる。

• 中央が三脚などとの固定部。水平器も備える
• このように三脚と組み合わせ、カメラを真下に向ける際に便利

　サイズは折りたたみ時90×90×21.5mm。1段目を垂直にした状態では高さ96mmになり、2段目、つまりカメラなどをセットするベースの部分は88mmになる。

　1段目2段目ともに可動域は180度内で使用する想定となっているが、若干遊びが存在。また開封状態でもヒンジのトルクは十分になり、1kg程度のシステムであれば、無段階調整が可能だった。

　一方で、カタログスペックにある耐荷重量3kgに近づくとゆっくりと位置がズレやすくなったため、スマートフォンの場合はとくに調整不要だが、ミラーレスやデジタル一眼レフを使用する場合は付属の六角レンチでしっかりと固定しておきたい。なお本体重量は約300g。

• スマホを固定してみたところ
• 六角レンチ×1が付属

• 平常運転のシンプルなパッケージだ

　さて。俯瞰撮影アタッチメントとあるが、真上や斜め上の撮影にも使えてしまう。底面にはゴム脚もあるため、設置先が平面であれば三脚の代替としても運用でき、アウトドアでも出番がありそうだ。

　またローポジションでの撮影用途で見ると、不整地には弱いが、微妙な高さ調整が可能であり、その点は三脚よりも小便利。あと1cmほど高さが欲しい、2°アオりたいといったシーンで痛感できるハズ。もちろん、スマホで撮影が多い人もほどよい製品である。

• 俯瞰以外も得意だったりする

　上記したように、ある程度の重量のあるシステムの場合はポジションを決めたあとにネジを締める作業が必要となるが、税抜き1,388円と妙に安い割りに作りはやたらとしっかりしている。

　類似製品は微妙に値が張っているため、俯瞰撮影アタッチメントって実際どうなのかしらと迷ったことがある人は、本製品をすぐさまポチってほしい。気がつくと、撮影機材を入れるバックパックの中にいつもいるヤツになっているだろう。