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2019年04月24日   [おもしろグッズ]  [キーボード・マウスなど

作業中でも手元でカチカチできる! メカニカルキーのスイッチテスターを試してみた

「Kailh純正スイッチテスター(DN-915639)」

 今回紹介するアイテムは、「Kailh純正スイッチテスター(DN-915639)」。ざっくりとキーボードスイッチの具合をとりあえず試したい人向け、及び作業中やポケット内でカチカチ押したい人向けの製品だ。販売価格は税抜き1,299円(税込1,402円)。


9種類のメカニカルスイッチの違いを楽しめる台座付きのテスター

(上海問屋的に見て)落ち着きのあるパッケージ

 本製品は、スイッチテスターとあるようにキーボードのスイッチを押下するためだけの製品だ。中国Kaihua Electronics社のKailh純正メカニカルスイッチ9種類を搭載しており、それぞれの違いを満足行くまで楽しむことができる。採用されているスイッチは次の通り。

 BOX Black、BOX Brown、BOX Red、BOX Dark Yellow、BOX Pale Blue、BOX White、 Hako True (Pink Salt Shaft)、Hako Clear (Clear Shaft)、Hako Violet (Lavender Shaft)。

 押下感が明瞭なものから、軽いものもまでと揃っている。識別は指先が得るフィーリングのほか、軸の色でも分かるため、指先に違いを覚え込ませたい人も安心である。本体サイズは80×62×9mm(スイッチを除いた場合)となっており、卓上だけでなく、ポケットの中でも押下感を楽しめるサイズだ。

  • クリアなキーキャップ採用で、スイッチをすぐに識別できる

 さて、台座にセットされているキースイッチは、とくに接着されておらず、取り外しは容易だ。また底面は剥き出しとなっているため、別途パーツと工具を用意すれば、入力応答性も試せるチェッカーにクラスチェンジさせることができる。

 最近では自作キーボードの専門店「遊舎工房」が登場しており、キーボードの自作、もしくはショートカット入力用の少数キーデバイスの自作を検討している人もいると思われるので、そんなのときの踏み台としてもいいアイテムだ。またベース自体は汎用サイズを採用しているため、他メーカーのキースイッチを自分でセットして変化を楽しんでもいいだろう。

  • キーキャップを変更してもよし
  • 取り外しはカンタンなのでキースイッチ自体を変更してもよし
  • 裏面。そのまま配線してもOKな作りだ

 というように、用途は自分で検討せよ的な上海問屋らしいアイテムである。随所で触れているように、純粋にキースイッチの違いを楽しんでもいいし、さらに改造を加えて入力デバイスにしてしまってもいい。

 またKailhのキースイッチが揃っている製品自体が珍しいため、手元に置いておくことで、たとえばKailhキースイッチ採用キーボードの具合を事前に知ることもできる。尖ったアイテムだが、様々な用途が浮かんだのであれば、手元にひとつ用意しておくといいだろう。筆者の場合だと、考え事の際の相棒になっている。

Kailh純正スイッチテスター DN-915639
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=456982

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