リズムゲームにもオススメ! 6,999円の5ドライバ搭載イヤホンを試してみた

2018年7月27日 [イヤホン・スピーカー・アンプなど]

リズムゲームにもオススメ! 6,999円の5ドライバ搭載イヤホンを試してみた

「5ドライバ搭載ハイブリッドイヤホン DN-915266」

　今回紹介するアイテムは「5ドライバ搭載ハイブリッドイヤホン DN-915266」。上海問屋の製品担当者と担当編集、そして筆者がたまたま同じリズムゲームでチェックしていたものになる。販売価格は税抜き6,999円(税込7,558円)。

BA 4基とDD 1基を備える5ドライバ搭載のハイブリッドイヤホン

　本製品はなるべくコストを押さえて、ヴォーカル、とくに女性ヴォーカルの楽曲をよく聞くという人に向くものだ。後述しているがヴォーカルの位置がとくに明瞭で、わりとジャンルを問わない系でもある。

　特徴はバランスドアーマチュア（BA）4基と10mmダイナミックドライバ（DD）1基を搭載しているところで、複数のBAを搭載するタイプのイヤホンの多くは価格帯が5桁ゾーンなのだが、この製品は税抜き6,999円に抑えられている。そのため、少し予算を盛ってイヤホンを検討しているのであれば狙い目だ。製品のスペックは再生周波数帯域が5～70kHz、感度が103dB(±3)/1mW、インピーダンスが12Ω(±15%)。

パッケージ。地味に増えている上海問屋ロゴ入りモデルだ
パッケージを開いたところ

再生周波数帯域も掲載されている

　ケーブルはY型で、ケーブル長は1.2m。ケーブルはタッチノイズを軽減するためにTPU素材で覆われており、ひっかかりは少なめ。また調節用ユニットもあり、地味に大事なところはちゃんと押さえている。

　ハウジングはアルミを使用。LR表記はケーブルの付け根にあるのだが、やや視認しづらいため、イヤーピースを交換することで分かりやすくするのが回避策だろう。

Y型部分。断線防止処置もされている
LR表記は慣れると視認しやすくはある

プラグは金メッキ仕様。また角度を付けて、真横からのダメージ対策もされている

　1ヶ月ほど使用しての感想としては、拡がりがあるわりに、ヴォーカルは近い。中域の透明感がよく、女性ヴォーカルの場合はとくにそれをよく体感できるといったところ。高域については突き刺さる感じもなく、低域についてはやや弱め、全体のバランスからするとほどよいと感じる人もいるだろう。

　さて。リズムゲームの場合だが、これは相性がいい。ヴォーカルを聴き取りやすいだけでなく、ベースも判別しやすいので、プレイがしやすいだろう。あと楓さん(編注：デレステに登場する高垣楓さん)の美声が大変よろしく、移動中のプレイ用にとても良好だった。さんきゅー上海問屋。といったことからすると、動画視聴や語学学習用にもいいし、キャラクターがよくしゃべるゲーム用にもOKだ。このあたりはインタビューの文字起こしでよく体感できた。