トピック

芯の補充忘れを防止する「ラスイチサイン」搭載シャープペン。PILOT

ドクターグリップ エース。左から0.5mmタイプ ブラック、グラデーションネイビー、グラデーションターコイズブルー、グラデーションレッド、グラデーションソフトピンク、ホワイト、0.3mmタイプ ピンク、ソフトピンク、ソフトブルー

パイロットコーポレーションは、握りやすいグリップ、芯折れを防ぐペン先、予備芯が1本になると表示される「ラスイチサイン」などを備えたシャープペンシル「ドクターグリップ エース」を11月10日より発売する。価格は800円。

ドクターグリップ エースは、勉強で使う学生をメインターゲットとしたシャープペン。人間工学に基づいた軸径で無理なく握れて疲れにくい「ドクターグリップ」の特長と合わせて4つの機能で、学生の勉強をサポートするとしている。

グリップにはフィット感のあるシリコンラバーを採用。握りやすさを追求した軸径と太軸フォルムと合わせて、長時間筆記時に首や肩、腕などに生じる疲れを軽減するという。

ペン先には、2つのスプリングで芯折れを防ぐパイロット独自の「アクティブサスペンション」機構を搭載。筆圧がかかると、上部のスプリングによってペン先の衝撃を吸収。同時に下部のスプリングが働き、芯が“モグる”ことで、ガイドパイプによって保護され、芯折れを防止する。垂直方向以外のあらゆる角度からの筆圧にも対応し、筆記に必要な長さの芯の出しろを残すため、スムーズな筆記が可能としている。

アクティブサスペンション機構

また、芯タンク内の予備芯が残り1本になると、軸にある窓にサインが表示される新機能「ラスイチサイン」により、芯の補充忘れを防止する。予備芯が残り1本の場合、筆記している芯が短くなると、ペン先に向かって予備芯が下に進み始めることで、芯タンク上部のパーツも予備芯に合わせて下にスライド。窓の位置にサインを表示し、突然シャープ芯が無くなることを防ぐという。

ラスイチサインの仕組み
ラスイチサイン。下がONになった様子

芯の繰り出しは、一般的なノック式に加え、ペン本体を振るだけで芯を送り出せるパイロット独自の「フレフレ機構」を採用。芯を出す際、ノックボタンを押すためにペンを持ち替える必要がないため、中断することなく連続筆記が可能としている。

芯径は0.5mmと0.3mmの2種類を用意。ボディカラーは、0.5mmタイプがブラック、グラデーションネイビー、グラデーションターコイズブルー、グラデーションレッド、グラデーションソフトピンク、ホワイトの6色。0.3mmタイプが白を基調としたピンク、ソフトピンク、ソフトブルーの3色を展開。外形寸法は146×13.8mm(全長×最大径)。