いつモノコト
軽量で多機能しかも安い シャオミのリュック「コミューターバックパック」
2024年1月20日 09:30
普段からパソコンを始めとしたガジェット類を多数持ち歩く筆者は、片方の肩に負荷がかかりやすい肩掛けバッグよりも、中身の重さを両肩で分散できるリュックタイプを愛用しています。肩掛けバッグの頃はしょっちゅう肩こりに悩まされていたのですが、リュックタイプにしてからは多少重い荷物を運んでもほとんど肩こりすることはなくなりました。
そんな重さを気にする筆者にとっては、「バッグそのものの重さ」も気になるポイントです。最近は460gと軽く、容量も25.7リットルと大きい無印良品の「肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック」(無印リュック)を使っていました。
このリュック自体はとても気に入っていたものの、唯一不満に感じていたのは、容量は大きいけれど収納ポケットなどの構成がシンプルなこと。
以前のレビューでも書いた通り、マウスやACアダプタといったガジェットをリュックの中で整理しておくためにバッグインバッグを併用していたのですが、ある時「バッグインバッグの重さも足して考えたらもっと他にも軽くていいバッグはあるのでは……」という考えに至り、新たなリュック探しの旅に出た結果見つけたのが、シャオミの「コミューターバックパック」です。
容量は21リットルと無印リュックよりは小さいものの十分な容量で、バッグインバッグそのものが占める体積を考慮すると、実際に収納できる容量は無印リュックとそこまで変わらなそう。そして個人的に必須としている「背中側のバンドでスーツケースに乗せられる」「サイドのポケットにペットボトルを入れられる」という要件もクリア。隠しポケットも含めて収納場所も多く、耐水性繊維を使っているところも好印象でした。
一番気になる重量はいろいろ調べても記載がなかったのですが、値段も手頃だったので思い切って購入することにしました。なお、筆者が購入したときは楽天の公式ストアで4,980円でしたが、1月時点では同ストアで3,680円に値下げされています。
実際に手にしたリュックは非常に軽く、荷物も体感としては無印リュックとほぼ同じものを持ち歩いて十分な余裕があります。重さは自宅で実測してみたところ550gで、無印リュックとの違いはわずか90g。前述の通り無印リュックとバッグインバッグを併用していたことを考えると、リュックの総重量は軽くなりました。
余りに軽いので耐久性が気になるところですが、仕事で外出するときに毎回持ち歩き3カ月が経つものの、破損などはほとんど起きていません。たくさんの荷物をできるだけ軽く運べるリュックとして、筆者としては今のところ理想のリュックです。
13型MacBook Airが入る「カジュアルデイパック」も重宝
なお、同じくシャオミが販売している「カジュアルデイパック」もお気に入りのバッグです。当時1,980円が790円で購入できるというセールも手伝って購入したのですが、こちらはコミューターバックパックほどの容量はないものの、見かけによらずMacBook Air 13インチがちょうど入るサイズ感と、たった170gという軽さが魅力です。
シャオミのバッグは、4年ほどまえに10インチのタブレットがすっぽり入る肩掛けのショルダーバッグも購入しており(現在は販売終了)こちらもいまだ愛用中。外出するけど仕事にいつでも対応できるようにしたい時は10インチのChromebookをショルダーバッグに入れて持ち歩き、もう少ししっかり仕事をする必要があるときはカジュアルデイパックにPCを入れ、そしてがっつり仕事したいときはコミューターバックパックを使う、というように、シャオミ3種類のバッグを使い分けています。
シャオミはスマートバンドやスマートフォンも人気のブランドですが、個人的にはリュックやバッグのブランドとしても非常に気に入っています。今後もシャオミのバッグやリュックの新作を楽しみにしています。