いつモノコト

紙ストローが苦手なので"アルミストロー"を買ってみた

最近はファーストフードでドリンクを頼むと、「紙ストロー」が付いてくる店舗が増えてきました。エコであることは理解できるのですが、筆者は紙ストローが苦手です。飲んでいるとふやけてきますし、何よりドリンクに紙の風味が混ざるのに抵抗があります。リクエストすればプラストローは貰えることが多いですが、それも面倒です。

苦手な紙ストロー

だったらマイストローを持っていけばいいのでは、と思ってAmazonを検索してみたところ、「金属製のストロー」なるものがあるのを見つけました。いろいろなメーカーから販売されていますが、その中から筆者が選んだのは、PEAKS&TREESのアルミストローです。購入価格は1,650円でした。カラーはブラック、ゴールド、シルバーの3色があり、ブラックを選びました。

PEAKS&TREESのアルミストロー

防水ケースが便利

まず目を引いたのが、ケースがあることです。しかも防水キャップがついているので、飲んだあとにケースにキャップをして持ち運べます。これなら濡れていてもケースからしみだしてくる心配がありません。

セット内容。上からケース、ストロー本体、ブラシ

ケースの形状も、ストローをそのまま太くしたような形状でかさばりません。キャップの構造も凝っていて、ストローを「差し込んで」フタをするような仕組みになっています。このお陰で、ケースの中でストローがフタで固定されますので、ケースの中でストローが転がってカラカラ音がするのを防げるそうです。個人的にはケース内で転がってストローの色が剥がれてくる、というのも軽減できそうで気に入っています。

ケースのキャップをストローに付けたところ
キャップでケースの中に固定されます

洗浄用の専用ブラシもついていて、洗うのも容易です。さすがにブラシ自体はケースに一緒にはいりませんが、専用だけあって洗いやすいです。

ブラシの先端

飲み心地は◎

さっそく飲んでみましたが、当然ながら紙ストローとはまったく違います。むしろプラストローは紙ほど気にならなくてもわずかにプラの味はしますが、こちらはそういった雑味があまり無いように感じます。普通にスプーンやフォークなどと同じような感じです。また、アルミ製のため、飲み物の温度が伝わりやすく、口元が冷たいのが、暑いときは心地よいです。

唯一、最初だけ気になったのが、「硬い」事です。どうも筆者はストローを軽く噛んで口元で固定する癖があったようで、最初の一口目は思わず軽く噛んでしまいました。ただ、最初だけは違和感がありましたが、すぐに慣れます。

紙ストローとの比較

また、ストローはかなり細い方なので、スタバのフラペチーノなどをこれで飲むのは難しいでしょう。実は付属のケースは本体より二回りぐらい太い「ストロー」でもあるので、こういう時に使うことは可能だと思います。ただ、代わりにケースを入れるケースを用意しないといけないですね。

太い方がケースです。一応、ストローとして使えます

金属製なので、ストロー1本の値段としては破格に高くみえますが、そうそう傷まないと思いますし、洗いやすく使い回しが容易です。ケースが付属していて持ち歩きやすいのも高ポイントです。紙ストローがどうしても苦手という方は是非試してみてください。

清宮信志