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Adobe Premiere、タイムライン上で動画・効果音をAI生成

アドビは8日、Adobe PremiereとAdobe After EffectsにAIを活用した新機能を発表した。Premiereでは、タイムライン上で動画や効果音などを生成できる「生成メディアツール」を追加し、After EffectsではAIアシスタントをパブリックベータ版として提供する。

Premiere、タイムライン上で動画・効果音を生成

Premiereに追加する「生成メディアツール」は、編集中のタイムライン上で動画やオーディオ素材を生成できる機能。生成結果を配置したい場所を指定し、必要な内容をテキストで説明すると、編集可能なビデオクリップやオーディオクリップを作成できる。

同機能では、プロジェクト内の参照フレームをもとに、不足している映像を補う「ビデオを生成」や、効果音を生成でき、自分の声を使ってリズムやタイミング、強さを指定することも可能な「サウンドエフェクトを生成」を用意。

また、ベータ版機能として、最大15秒の動画を分析して編集内容に合った環境音や効果音を生成する「サウンドスケープを生成」や、複数のバリエーションから商用利用可能なオリジナル音楽を作成できる「音楽を生成」も備える。

生成に利用するモデルは、Adobe Fireflyのほか、Google Veo、Kling、Runway、Lumaなどのパートナーモデルから選択できる。

Premiereでは、AIを活用したオーディオ編集機能もパブリックベータ版として追加する。セリフや音楽、環境音、効果音を個別に制御する「オーディオを強化」により、ノイズの多いセリフの補正や不要な音楽の削除などを行なえる。

また、重なった2人の会話を別トラックに分ける「クロストークを分離」、セリフや、音楽、他の要素のバランスを保つ「自動ダッキング」、元のピッチや音色を維持しながら、音の長さを変更する「速度変更アルゴリズム」も追加する。

オーディオを強化
クロストークを分離

このほか、カラー編集機能「カラーモード」も強化。新しい「スタイル」モジュールでは、「ビネット」や「ミッドトーン」などを利用できる。クリップ、カスタムグループ、シーケンス全体の色温度や露出をワンクリックで補正できる「自動カラー補正」も用意する。

カラーモード

After EffectsにAIアシスタント

After Effectsには、AIアシスタントをパブリックベータ版として導入する。自然言語による指示で、大規模プロジェクトの整理や技術的な問題の修正、モーションエフェクトの作成などを支援する。

同AIアシスタントは、現在開いているコンポジションだけでなく、プロジェクト全体を対象に機能する。コンポジションやフッテージの確認といった作業も指示でき、複数工程にわたる作業を効率化する。