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アマゾン、ドローン配送を米国で本格展開 26年中に500都市数千万人へ

Amazonは、米国の一部地域で運用されていたドローン配送「Prime Air」を、2026年末までに米国の500都市・町へ拡大する。現在の規模から約6倍となり、対象人口は数千万人規模の本格的な商用運用になる。プライム会員は50ドル(約7,923円)以上の利用で送料は無料。50ドル未満は2.99ドル(約474円)、非会員は4.99ドル(約791円)。

Prime Airは、食料品、電化製品、化粧品、医薬品、家庭用品など数百万点の商品をドローンで届けるサービス。最短30分、ほとんどの注文では決済後約60分で商品が到着する。配送可能な商品は、大型の靴箱に収まる程度で重量は5ポンド(約2.3kg)以下。Amazonの顧客が購入する商品の60%以上は対象に含まれるという。

安全面については、商用航空会社に適用されるものと同じ枠組みとなる、連邦航空局(FAA)のパート135認証を取得。機体には複数の独立した安全システムを備え、周囲の空域や環境を継続的に監視する「検知・回避」機能によって、飛行中に障害物などを認識し、自律的に判断できるとしている。

安全な配送のためにカメラやセンサーを使用する一方、個人の追跡や行動の記録は行なわず、ライブ映像を人が監視することはない。

機体は小雨や幅広い気温など、実際の配送環境を想定して設計。完全電動で飛行時の排気ガスはなく、荷物を届ける際の騒音はアイドリング中の配送トラックより小さい。通常の飛行高度では弱運転の窓用扇風機程度の音で、屋内では通常聞こえない水準だとしている。

現在は、アリゾナ州、フロリダ州、カンザス州、ルイジアナ州、ミシガン州、ネブラスカ州、テキサス州の7州の都市でサービスを提供しているが、近日中にジョージア州、オハイオ州、イリノイ州、アイダホ州、ニューヨーク州でもサービスを開始する予定。