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ジブリパークに「ナウシカ」を表現した屋内施設 第3期構想
2026年8月20日 12:10
愛知県は、ジブリパークの第3期構想を推進すると発表した。「風の谷のナウシカ」の世界観を表現した施設の実現に向け、取り組みを進める。
愛知県では、ジブリパークへの一層の誘客を図り、県内の周遊観光促進などにつなげるため、来園者の滞在時間をさらに延ばすための方策や、熱中症対策といった課題の解消に向けた調査を行なってきた。その結果、複数の課題に有効な方策として、新たな屋内施設の整備が考えられること、滞在時間を大きく延ばすためには訴求力を持つコンテンツの存在が必要であることが示された。
候補地の検討では、ジブリパーク来園者の主動線に接し、整備に際して新たな造成を伴わず、既存施設と共存できる公園の西口広場が最適とされた。
これらを踏まえ、ジブリパーク全体の企画監修を担うスタジオジブリに意見を求めたところ、「風の谷のナウシカ」の世界観を表現した施設の提案があった。
調査について具体的には、春季と夏季のジブリパーク各エリアにおける来園者の滞在時間の割合や、ジブリパーク以外の公園施設の滞在時間などを分析。来園者が長時間(2時間以上)滞在する割合が高いのは、「ジブリの大倉庫」と「魔女の谷」だった。また、屋外エリア中心である「魔女の谷」では、夏季に長時間滞在者の割合が減少。「ジブリの大倉庫」を始め他のエリアの滞在時間において夏季に大きな変動がないことから、春季に比べて早期に公園から退園する来園者が増えている可能性もあるとしている。
公園施設の滞在時間については、駐車場から繋がるエントランス空間である北口広場と西口広場が、滞在時間15分未満の割合が高く、通過型エリアの傾向が見られた。また、西駐車場に隣接する西口広場に設置されている西口案内所・休憩所は、来園者の主動線上に位置しているものの利用は限定的ということもわかった。
このように、西口広場は各エリアの観覧を優先する来園者にとって通過型エリアとなっている。一方で、主動線に近接しているため新たな人の流れが期待できる、既存施設を利用しながら工事できる可能性があるなどの考えから、西口広場が最適と結論付けた。
また、熱中症の原因である「気温」「湿度」「日射」を遮断するには屋内での滞在が最も有効であるため、主動線上に、休憩・飲食・物販の機能を備えた、新たな屋内施設を整備することは、滞在時間延長および熱中症対策の効果を見込める取り組みとしている。




