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Google、AIで飛行機雲の発生を防ぐ「オペレーション・ブルースカイ」
2026年8月19日 18:36
Googleは、英国政府、航空業界と連携し、AIを活用することで飛行機雲の発生を回避するルートを作成し、航空機による気候変動への影響を軽減する取り組み「オペレーション・ブルースカイ」を開始する。
航空機が発生させる飛行機雲(コントレイル)は、ジェットエンジンの排気ガスに含まれる煤の粒子に水蒸気が凝結して発生する。一見無害だが、これらは温暖化の原因になるとされ、航空業界全体が気候変動へ与える影響の1/3を占めるという。
Googleはこれまで、航空会社や航空管制機関、フライト計画ソフト企業と連携し、AIで飛行機雲が発生しやすい空域を予測する技術を開発している。これにより、通常の運航を維持しながら飛行経路を調整することで、温暖化につながる飛行機雲の発生を回避できることを実証している。
今回は試験運用の次の段階として規模を拡大。海洋空域全体規模で飛行機雲の発生を回避するため、国家支援による試験「オペレーション・ブルースカイ」を世界で初めて実施する。
試験は北大西洋ルートの東半分、シャンウィック空域内で実施されるもので、この空域は世界の飛行機雲による温暖化の約5%を占めているという。プログラムの期間は30カ月で、その中で約4カ月間の運用試験を2回実施する。毎年約1万便が同空域を通過するが、このうち飛行機雲が発生しやすい空域を通過する一部の便について、飛行経路をわずかに変更することで、強い温暖化効果を持つ飛行機雲の発生を防ぐ。
Googleによると、飛行機雲の発生を防ぐことは、航空業界が気候変動へ与える影響を軽減するために、費用対効果が高い方法の一つとなる可能性があるという。

