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Gemini 3.7 Flash公開 主力モデルを3週間で更新、性能も大幅向上

Googleは13日(米国時間)、コーディングやエージェント機能を強化した主力モデル「Gemini 3.7 Flash」を公開した。前バージョンのGemini 3.6 Flashから3週間で新モデルが登場したこととなる。 Gemini APIのほか、Google AI Pro(2,900円)/Ultra(14,500円)ユーザーは、パーソナル エージェント「Gemini Spark」を通じて利用できる。

Gemini 3.7 Flashは、ソフトウェア エンジニアリング、ナレッジ ワーク、Web開発など、ワークフロー全体で大幅に進化。また、100万トークンあたりの費用はGemini 3.6 Flashの「半額」の初回価格に抑えている。

デバッグや問題解決といったコーディング タスクでは、Gemini 3.6 Flashから大幅に性能向上。コードの初回生成精度が向上したほか、実運用に対応したプロダクションレベルのコード生成能力も大きく高めている。ベンチマークでもソフトウェア開発能力を測定する「FrontierCode 1.1 Main」では、34.4%から43%、「DeepSWE v1.1」は49%から65.3%とスコアを大幅に向上している。

Web開発では、少ないプロンプトで、実用的なレイアウトや機能の揃ったアプリケーションを構築できるようになった。UI生成では、スクリーンショットや画像、デザインシステム全体など、参照する入力データに対し、高い再現性とデザインへの忠実度を発揮できるという。

また、金融、法律、バイオサイエンスといった高度な専門知識が求められる分野においても、高い推論能力と正確性を発揮。複雑なドキュメントの処理能力を評価する「GDP.pdf」では、Gemini 3.6 Flashの22%を大幅に超える34%を達成するなど、ベンチマークにおいても高い性能を示している。

マルチモーダル性能も高く、プレイ可能な3Dゲームの生成も可能。Gemini 3.7 FlashとNano Bananaを組み合わせることで、キャラクター、アイテム、テクスチャをリアルタイムかつ動的に作成可能。

また1回の指示で、インタラクティブなランディングページを構築できる。これは、Gemini 3.7 Flashがサブエージェント群を統括し、Gemini Omniを活用して滑らかで双方向性のあるパララックス コンポーネントを生成するといったGeminiサービス間の機能連携で実現される。

また、開発者の体験を向上。作業の途中で問題が発生した場合でも柔軟に対応しうるほか、必要に応じてユーザーの意図を確認。多段階の計画立案やツール呼び出しにおいても、より粘り強く思考を重ねるように進化したという。

さらに、Google AI Pro/Ultraユーザーに提供している「Gemini Spark」が、Gemini 3.7 Flashに対応する。

Sparkは、ユーザーの指示のもと、代わりにタスクを実行してくれるパーソナルAI エージェントで、今回のモデル アップデートにより、Google Workspaceアプリとの連携やツール活用の精度を向上し、Sparkによるナレッジ ワークの効率が向上するという。また、複数のスキルを要する複雑なワークフローにおいても、より正確で質の高いアウトプットを実現できるようになる。

3.7 Flashのコストは、年内は入力100万トークンあたり0.75ドル、出力100万トークンあたり3.75ドル。

個人向けには、Google AI Pro/Ultraユーザーに提供しているGeminiアプリのパーソナル エージェント「Spark」で利用可能。開発者は、Google Antigravityのほか、Google AI StudioやAndroid StudioのGemini APIを通じて、Gemini 3.7 Flashにアクセスできる。法人は、Gemini Enterprise Agent PlatformとGemini Enterprise アプリから利用できる。

Introducing Gemini 3.7 Flash