ニュース

「ヨドバシ池袋店」を見てきた 関東最大の1万坪に家電体験空間

6月30日オープンのヨドバシカメラ マルチメディア池袋と、ビックカメラ池袋本店、ヤマダデンキ LABI 池袋本店

「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」(池袋店)が6月30日にオープンする。場所は池袋駅東口のヨドバシHD池袋ビルの地下1階から地上6階で、近隣にはビックカメラ池袋本店、ヤマダデンキ LABI 池袋本店がある。オープン前日にメディア向け内覧会が実施された。

総売場面積は33,000m2(約10,000坪)で、関東最大級の店舗となる。また、ヨドバシカメラ以外の商業も含めた複合商業施設名称を「Yodobashi-Ikebukuro」とすることを発表している。ヨドバシカメラと商業ゾーン「LINKS IKEBUKURO」を一体で展開する。所在地は東京都豊島区南池袋1丁目28番1号。

Yodobashi-Ikebukuro
Yodobashi-Ikebukuro施設構成

ヨドバシカメラ池袋店は池袋駅直結の、かつて西武池袋本店として営業していた場所で、西武は売場を縮小、リニューアルした。

6月29日撮影
25年9月撮影
池袋駅直結
ヨドバシカメラの南側に位置する現在の西武池袋本店

内覧会を前に、ヨドバシカメラ創業者であるヨドバシカメラ 代表取締役会長 藤沢昭和氏から挨拶があった。「池袋は若いお客様が多いので、通信関係の売場を広く取った。カメラ、家電もヨドバシカメラの中でも一番品数が多い。地元の皆様に喜んでいただき、活性化につながる店舗になれればと思っている」と述べた。

ヨドバシカメラ 代表取締役会長 藤沢昭和(てるかず)氏

続いて挨拶をしたヨドバシカメラ 代表取締役社長 藤沢和則氏は、「“体験空間”をコンセプトに展開し、新たな賑わいや人の流れを作り出したい」と説明。また、「約10,000坪という売場面積は、大阪・梅田に次ぐ広さで、関東で秋葉原を抜いて最大となる」とアピールした。

ヨドバシカメラ 代表取締役社長 藤沢和則氏

駅直結という利便性を活かしたサービスも紹介。ネットで注文した商品を店舗で受け取れるサービスに対応するが、この窓口を6時から23時30分まで利用可能とし、朝や夜に駅を利用する人が立ち寄れるようにする。受取カウンターは地下1階。なお、店舗の営業時間は9時30分~22時。

ヨドバシカメラ 常務取締役店長 池島政広氏によれば、西武百貨店やロフトもあり、女性も多い立地。そのため什器の高さは女性の目線を意識するなど、細かい部分にもこだわった店舗づくりをしているという。

ヨドバシカメラ 常務取締役店長 池島政広氏

2階のカメラコーナーにハッセル・ライカ専門エリア

見学したフロアは2階から8階。8階の飲食フロアはすでに営業している。

ヨドバシカメラ池袋店フロア案内

ヨドバシカメラはカメラ事業から開始した会社であることから、2階のカメラコーナーは藤沢昭和会長が毎日店に通い、レイアウトを決めたこだわりの売場だという。

カメラセミナーコーナーを用意し、写真教室などを開催する。また、日本国内初となるハッセルブラッド(Hasselblad)専門のコーナーを展開。その隣にはライカブティックを設置した。

ハッセルブラッドとライカの各専門コーナー
ハッセルブラッド専門コーナー
ライカブティック
2階 カメラ

2階の美容家電は、ドライヤーやヘアアイロンなどを試せるコーナーを充実させた。こういった形で体験・体感を提供し、納得の買い物ができる環境を整える。

美容機器体験コーナー

2階ではそのほか、健康家電、医薬品、シェーバー、スマートウォッチなども含めた時計やスマートリング、化粧品、スーツケースなどを展開する。

2階

3階で輸入冷蔵庫販売 ワインセラー内蔵220万円

3階の注目ポイントは、ドイツやアメリカなどの輸入冷蔵庫。ヨドバシカメラでは、池袋店のみの取り扱いとなる。220万円のワインセラー内蔵の冷蔵庫などがある。

輸入冷蔵庫を取り扱う
220万円のワインセラー内蔵冷蔵庫

3階ではそのほか、エアコン、洗濯機、掃除機など生活家電、調理家電、照明、防災用品などを展開する。

3階

4階のテレビ売場は展示方法が特徴

4階のテレビ売場は配置が特徴。ヨドバシカメラでは通常、直線的に配置するが、大画面テレビに関してはサイズごとに360度取り囲むように配置した。客はエリアに入ると、どの方向を見てもテレビがある状態となる。

この写真の右側、左側にもテレビが設置されている

4階ではそのほか、オーディオ、PC、ゲーミングコーナー、文房具を展開する

4階

5階にカプセルトイ3千種類以上

5階の目玉となるのがカプセルトイで、3,000種類以上をラインアップする。女性に人気が高く、サブカルやIPなどの需要が高い池袋らしさでもあるエンタメ性もあることから大規模なコーナーを設置した。

カプセルトイ

5階ではそのほか、おもちゃ、ホビー、ゲーム、キックボード、電子ピアノ、映画/音楽ソフトを展開する。

5階

6階にアウトドア&スポーツ専門店・7階にゴルフ専門店

6階では登山、スキー、アウトドアの専門店「石井スポーツ ヨドバシ池袋店」と、ランニング、トレイルランニング、テニス、スイミング、フィットネスの専門店「アートスポーツ ヨドバシ池袋店」を展開する。

ワンフロアで1,700坪という広さで、中でも特徴的なのが100mにおよぶシューズの展示。ウォーキング、ランニング、トレイルランニングなど、様々なカテゴリーのシューズが壁一面に展示されている。

また、メンテナンス・リペア用品コーナーを設置。ウェア、シューズ、バッグなど、愛着のある道具を大事に使い続けたいというニーズに応える。加えて、石井スポーツではくつ工場を設けている。

石井スポーツ・アートスポーツでは、アウトドアやスポーツなどを新たに始める初心者にも楽しんでもらえる店舗を目指しており、上達していく段階に応じてサポートするとしている。

7階では、ゴルフ専門店「ヨドバシゴルフ池袋店」を展開する。試打室には、“世界一正確”を謳うレーダー式弾道測定器「トラックマン」を設置。クラブだけではなく、キャディバッグ、グリップなどの品揃えも売りで、総数約14,000アイテムを取り扱う。また、アパレルにも力を入れる。

ヨドバシゴルフ池袋店
試打室

8階に42店舗の飲食店街

8階では、秋には42店舗となる飲食店街「LINKS DINING」「淀橋横丁」を展開する。西武時代から続く既存の20店舗に加え、6月15日から新店舗が順次オープンしている。

LINKS DINING
淀橋横丁
グルメガイド
新規出店店舗
6年ぶりの出店となった「六厘舎」。池袋初出店
中国・重慶の麻辣湯専門店「毎味毎客」が日本初上陸
8月上旬以降オープン予定の「らーめん 鴨to葱」。最近店舗数を増やしている

屋上には、都市型バーベキュー場「グリルピア ヨドバシ池袋」が4月25日にオープンしている。ソファーのラグジュアリー席と、テーブルのカジュアル席の2種類のシートを用意し、席数は計573席。手ぶらでも食材持ち込みでも利用可能で、デパチカで買った商品をそのまま屋上に持ち込んで楽しむこともできる。