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缶を1/3まで圧縮減容する「アルミ缶回収機」 寺岡精工
2026年5月20日 12:22
寺岡精工は、独自開発の圧縮機構でアルミ缶を1/2〜1/3へ減容する「アルミ缶回収機」を開発した。アルミ缶以外のペットボトル、ビン、スプレー缶などや、飲み残しを検知して混入を避ける機能も搭載する。
小売店の店頭や公共施設に設置し、消費者が投入した飲料用アルミ缶を減容回収するアルミ缶自動回収機。100ml~500mlの飲料用アルミ缶を自動で圧縮減容する。投入された缶が1/2〜1/3へ減容されるため、回収効率の向上、輸送の際のCO2排出量削減につながる。
投入時にはアルミ缶以外のペットボトル、ビン、スプレー缶、スチール缶などの異物や、飲み残しを検知して混入を避け、きれいなアルミ缶のみを庫内に回収する。
圧縮時にはあえてアルミ缶を完全に押し潰さず独自の形状を保つことで、鋭利なエッジによる怪我の防止、リサイクル処理工程での取り扱いにも配慮している。
寺岡精工では従来よりペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を展開している。アルミ缶回収機はボトルスカッシュで培った知見を活かし、消費者が日常生活のなかで自然にリサイクル行動を起こせるよう設計。投入口は約110cmの高さとし、子どもでも投入できるようにした。筐体デザインもボトルスカッシュを踏襲している。
外装にはデザインラッピングが可能。誰もが親しみやすく参加できる「リサイクルの入り口」となることを目指す。
設置する小売店や公共施設にとっては、社会課題解決への取り組みを行なえるとともに、ポイント付与などのインセンティブを設定することで、消費者の来店・来場動機につなげられる。また、減容により袋交換の回数が減るため、従業員の作業負担を軽減できる。
回収後の中間処理施設およびリサイクラーにとっては、異物の混入を防ぐ機能が搭載されていることから、処理工程での素材の選別が不要となる。また、ベール化(中間処理後の圧縮・結束)を妨げない形状へと減容するため、回収後のリサイクル工程をスムーズに運用できるとしている。
5月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される「2026NEW環境展」の寺岡精工ブース【J711】にて、発売に先駆けて展示する。

