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LINEヤフー、AIエージェント化を推進 広告や新AIプランなど
2026年5月8日 18:39
LINEヤフーは8日、2025年度通期決算とともに、2026年度の事業方針を発表した。AIエージェント化を積極推進し、AI時代に適した新たなマネタイズモデルを展開する。
通期売上収益は前年度比6.2%増の2兆363億円、調整後EBITDAは同5.5%増の4,966億円。アスクルのシステム障害影響を受けつつも増収増益となった。長期間停止したアスクルの影響を除くと売上収益が前年度比13.3%増、調整後EBITDAは同12.6%増となる。
メディア事業は、ディスプレイ広告と検索広告がAIの影響で落ち込んでいるが、アカウント広告の増加により増収。LINE公式アカウント数は49.3万件に拡大したほか、強化しているLINEミニアプリ数は3.3万件、LINEミニアプリのMAU(月間アクティブユーザー数)も28.9万まで拡大した。
3月からリニューアルしたLINEのホームタブは、滞在時間や接触頻度の向上などの効果と、動画を含めた広告配信、AIの窓口としての利用などの成果を生んでいるという。
有料会員のLYPプレミアムは、Netflixと提携した「LYPプレミアムwith Netflix」の成果などで、前年度比28.3%増の637万件に拡大した。
コマース事業では、リユースとトラベルが拡大。Yahoo!ショッピングは、出店者無料から、課金モデルへ転換し、収益性向上を狙う。また、AI経由での送客手数料も導入予定としている。
2026年度はAIエージェントを本格展開。4月には「Agent i」として、多くのサービスにおけるエージェント対応を開始したが、各サービスで対応領域を増やしていく。
また、ビジネス向けには公式アカウントと連携する「Agent i Biz」や「LINE OA AIモード」を展開し、接客だけでなく、企業の事業運営や分析などを支援していく。
AIにあわせてマネタイズ手段も変化していく。
コンシューマ向けでは、LYPプレミアムの会員基盤を活用しながら新たなAI課金プランを導入する。また、2026年度中にエージェント型広告の導入も予定している。
ビジネス向けでは、コマースにおけるエージェント経由手数料やLINE公式アカウント AIモードのクライアント課金などを予定。AI時代に合わせたビジネスモデルの修正を図る。










