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南海、金剛駅で商業施設開発 駅舎・交通広場も全面刷新
2026年3月31日 20:00
南海電鉄、大阪狭山市、富田林(とんだばやし)市は、金剛駅周辺の再整備で協力する。駅周辺での商業施設開業、駅舎・駅前交通広場などの全面リニューアルを通じて、まちの魅力向上を図る。
南海電鉄、大阪狭山市、富田林市の3者は、金剛駅周辺地区再整備事業を官民共同で推進することに合意し、「金剛駅周辺地区再整備事業に関する基本協定書」を締結した。2031年度中の商業施設開業、2033年度中の駅舎・駅前交通広場・駐車場・駐輪場の全面リニューアル完了を目指す。
取り組みの背景には、金剛駅周辺のまち全体が抱える課題がある。金剛駅は大阪狭山市域に位置し、大阪狭山市と富田林市の行政界に隣接する特急停車駅で、駅利用者の数は南海電鉄の105駅のうち12番目に多い(24年3月時点)。
駅前広場には、東口に金剛ニュータウン、金剛東ニュータウン方面、西口に狭山ニュータウンや泉北ニュータウン(堺市泉ケ丘駅)方面への路線バスが発着するバス停があるなど、大阪南部における交通結節点となっている。
一方で、金剛駅の1日の平均乗降人員は1995年をピークに減少傾向にある。今後の人口減少や少子高齢化による乗降人員数のさらなる減少も考えられ、郊外拠点エリアとしてのポテンシャルの低下や、まち全体の魅力低下が懸念されてきた。
こういった課題の解決およびエリア価値向上に向け、3者はまちづくりの将来イメージを「集まる魅力、広がるにぎわい 大阪南部の生活・交流・交通拠点」と設定。交通広場の再整備、駐車場の増設などを通じて交通結節機能の向上を図るとともに、商業機能の拡充や交流空間の創出を推進し、「住みたい」「訪れたい」と思われる地域になることを目指す。
「まちの核としての魅力ある駅前空間づくり」「広域公共交通ネットワーク拠点としての機能の充実」「良好な駅まち空間を維持継続する取組の推進」の3つの方向性に基づき、目指すまちづくりの将来イメージを実現させるとしている。
金剛駅周辺地区再整備事業の実施に関して2026年度以降、都市計画に関する法定手続きや工事の設計等に着手。市街地再開発、交通広場(東)整備、駐車場・駐輪場の機能更新、駅舎および金剛駅西側の一部改修・美装化などを推進する。





