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日ハムファーム施設、千葉県鎌ケ谷市から北海道恵庭市へ移転

北海道日本ハムファイターズとファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、千葉県鎌ケ谷市に拠点を置くファーム施設の移転候補地を、北海道恵庭市に内定したと発表した。2030年もしくは31年の施設開業を目指す。

ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、25年7月に北海道への移転意向を表明。移転候補地については6市と情報交換を行ない、25年末には恵庭市、江別市、苫小牧市の3市を最終候補地として協議・検討を進めてきた。

恵庭市で提案された用地はJR千歳線の恵み野駅と島松駅の間にある、約46haのエリア。ファーム施設の周辺に商業・住居などを整備できる広さであることも、決め手の1つとなった。ファイターズは、スポーツと日常が自然に融合した街づくり、特に子供とシニアが日常的に集う場所、地域資源とスポーツが結びついたエリア形成を目指す。なお、1軍本拠地のエスコンフィールド北海道の最寄駅である北広島駅は、恵み野駅から2駅、島松駅から1駅。

球場周辺に宿泊施設をつくることも想定。野球に限らず、国内のスポーツ合宿や海外からのトレーニング需要にも対応できる拠点づくりを視野に入れている。

市が進める駅前の再整備との相乗効果にも期待。駅前からのアクセスなど解決すべき課題はあるものの、地域と共に魅力的な将来像を描くとしている。

栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは、「僕から人を育てる拠点を北海道につくりたいとお願いをしました。新しい拠点で、一番大切である『人』が育てば、組織、そしてチームは勝ち続けます。我々ができることは、次の世代に環境をつくってあげること。多くのみなさんのお力を借りて、ここまで来ることができました。みなさんから『うちに来てほしい』という思いをいただき、本当に感謝しています。これからも我々は頑張っていきます」とコメントしている。

栗山英樹氏と原田裕 恵庭市長

現在のファーム施設所在地の鎌ケ谷市も、移転について発表を行なっている。

鎌ケ谷市は、24年7月13日の北海道新聞などが報じた移転構想の記事をきっかけに、ファイターズ鎌ケ谷球場を通して事実確認を行なった。その段階では、ファイターズ鎌ケ谷球場は建設以来27年が経過し、老朽化が進んでいることから今後対応が必要だが、具体的に決定している事項は一切ないとの回答だった。

その後、25年6月24日に球団側から、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムについては、1軍と2軍が離れているというチーム運営上の課題もあり、北海道に移転する方向で検討することを決定したとの説明を受けた。球団は同年7月7日に移転意向について記者会見を行なった。

球団と鎌ケ谷市は、1997年3月の施設開業からの両者の長い歴史に鑑み、今後も引き続き連携を深めていくと合意している。跡地利用については今後、球団と市で継続して協議を進める。また鎌ケ谷市としては、球団のみならず、北広島市や恵庭市など道内自治体との地域間交流などの連携強化も図る。

ファイターズ ファームに関する会見