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3月28日全面開業「高輪GWシティ」を見てきた 「NEWoMan高輪」新エリアも
2026年3月25日 21:06
3月28日にグランドオープンを迎える「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」の内覧会が実施された。複合棟「THE LINKPILLAR(リンクピラー) 2」、文化創造棟「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」が開業し、リンクピラー2内の「NEWoMan TAKANAWA MIMURE(ニュウマン高輪 MIMURE)」もオープンする。
高輪ゲートウェイシティは、複合棟「リンクピラー1 NORTH/SOUTH」「リンクピラー2」、文化創造棟「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」、住宅棟「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」の4街区で構成される、JR高輪ゲートウェイ駅直結のまち。25年3月にリンクピラー1およびニュウマン高輪の一部がオープン、同年9月にリンクピラー1内のニュウマン高輪、ホテルが全面オープンした。今回のリンクピラー2、MoNの開業をもってグランドオープンとなる。
JR東日本の単独開発で、総事業費は6,000億円以上。規模は、敷地面積約74,000m2、延床面積約845,000m2、南北約1.3kmに及ぶ。構想から約20年の時を経て完成した。
高輪ゲートウェイ駅の開業は20年3月で、25年3月の高輪ゲートウェイシティまちびらき前の乗降人員数は1日約2万人、まちびらき後は約4万人、ニュウマンおよびホテル開業後は約6万人まで増加したという。
内覧会で公開されたのは、リンクピラー2内の「ニュウマン高輪 MIMURE」、ビジネス創造施設「LiSH」、スパなども備えたジム「THE JEXER TAKANAWA」、およびMoNなど。3月28日から走行実証を行なう自動運転バスへの試乗もできた。MoNについては別記事で紹介している。
22店舗のコンセプトエリア「ニュウマン高輪 MIMURE」
ルミネが運営するニュウマン高輪はルミネ史上最大規模で、リンクピラー2の2~3階で展開する「ニュウマン高輪 MIMURE(ミムレ)」は“コンセプトエリア”の位置付け。約8,000m2の空間に、10のパートナーによる、8つの新業態を含む22店舗が出店する。ニュウマン高輪のショップ数は、MIMUREのオープンにより計187店となる。
2階には小川珈琲による、約4,000m2の空間に12のラボラトリーを展開する「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」がオープン。コーヒーにとどまらず、スイーツ、ベーカリー、オープンキッチン、カフェバー、ジェラート、ショコラトリー、ピッツェリア、ライブラリー、デリカテッセン、ブリュワリー、ワインバー、グロッサリーマーケットといった多様なカテゴリーを揃え、味わいの先にある本物の体験価値とコミュニティを創造するとしている。
フロア内には各ラボラトリーで購入した商品を好きな席で楽しめる自由席エリアと、席に座ったままオーダーして様々なラボラトリーのメニューを一度に楽しめるフルサービス席を用意する。一部ラボラトリーではテイクアウトも可能。フロア中央には1万個を超える電球を用いた特殊照明を配したコミュニティスペース「微光の苑」を設置する。
3階には、東京・等々力発のパティスリー「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」、常陸牛や神戸牛など全国のA5ランク和牛を使用した「牛丼 㐂㐂屋(キキヤ)」、常時約90蔵の酒が並ぶ「sakejump」、高級ボトルドティーブランド「ROYAL BLUE TEA」などが出店する。
そのほか出店店舗は「鮨 上ル」「鎌倉 松原庵 高輪」「L’ECAILLER 8th SEA OYSTER」「MAISON AS」および「八芳園POPUP」(3月28日~4月12日)。
ニュウマン高輪 MIMUREでは、学び・コミュニティ創造を目的に、全長約6mの水槽と、30本の栽培タワーを備えたオリジナル栽培設備「AGRIKO×MIMURE BOTANICAL Lab(アグリコカケルミムレ ボタニカルラボ)」を展開。また、石や金属、タイル、ガラスなどの素材が持つ美しさと、草木や岩による自然の循環を掛け合わせた演出を行なう。微光の苑もその1つで、そのほか「翠岩の丘」「悠久の森」「屋久杉の埋没林」などがある。
ビジネス創造施設「LiSH」 Suica診察券のクリニック
リンクピラー2の4階には、ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub(LiSH)」を設置。リンクピラー1でStudio 1および2をオープンしており、リンクピラー2はStudio 3となる。
LiSHには様々な業種の企業やスタートアップ、アクセラレーターが集うコーワーキングスペースを備え、アカデミア、弁理士、弁護士、税理士などの専門家の支援を受けられる。Studio3には個室、2種類の共創ROOMを設け、MVPレベル(最小限の機能を持つ初期バージョンのプロダクト)の実証実験から、オフィス利用者や来街者向けのデモンストレーションまで検証可能としている。
「Clinics Medical & Life Design Hub」を4階と5階に設置。Suicaを診察券として活用できるシステムを導入しており、患者は1つのSuicaで複数のクリニックを受診できる。将来的にはSuicaは健康・医療分野へと価値を広げ、PHR(パーソナルヘ ルスレコード)を活用した一人ひとりに最適化された健康サービスの提供を目指す。
耳鼻咽喉科・アレルギー科、内科・検診、レディースクリニック、睡眠・呼吸器、歯科、整形外科がある。同じフロアには処方箋薬局やコーヒースタンドも設けている。
リンクピラー2の1階では、新しいウェルネス体験を提供するという次世代型ジム「THE JEXER TAKANAWA」を展開。プール、スパ&サウナ、大型スクリーンと高性能ゴルフシミュレーターを導入したゴルフ、クロスフィットの専用ジムを備える。
高輪築堤の保存と活用を目的としたギャラリー
開発を進める中で、日本で初めて走った鉄道を支えた高輪築堤が出土したことから、日本初の鉄道が走った歴史を未来につなぐ取り組みとして「THE FIRST RAILWAY PROJECT」を始動。リンクピラー2の1階にて模型や年表、記録映像などの展示を行なう。2028年春には、現地保存の築堤第7橋梁部を公開予定。
KDDIとの協業で自動運転バス運行
KDDIとJR東日本は、3月28日から5月10日までの期間、無料で一般乗車が可能な自動運転バスの走行実証を行なう。
TAKANAWA GATEWAY CITY周回ルートと、TAKANAWA GATEWAY CITYと竹芝を結ぶルートの2ルートを、走行実証の期間中に毎日運行。「TAKANAWA GATEWAY CITY アプリ」での事前予約で乗車できるほか、当日に空席があれば先着順で乗車できる。
車内では、ドライバーがハンドルを握らずに運行している様子などをディスプレイを通じて見ることができる。
実証ではレベル2自動運転での運行となるが、2027年度には都市部エリアにおけるレベル4自動運転の認可取得を目指す。















































































