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PLAUD、物理ボタン搭載の小型AIレコーダ「NotePin S」

Plaud NotePin S

PLAUDは、ウェアラブルAIボイスレコーダー「Plaud NotePin S」を3月23日に発売する。価格は28,600円。Plaud NotePinシリーズの最新モデルで、長押しで即時録音を開始し、短押しで重要な発言をハイライト記録できる物理ボタンを備える。

Plaud NotePin Sは、会話の中で生まれた重要な情報やアイデアを逃さず記録し、振り返りや共有、意思決定に活用できるウェアラブルAIボイスレコーダー。音声記録や文字起こし、要約をワンタッチで行なえ、要約機能では「GPT-5.2」や「Gemini 3.1 Pro」などを利用できる。

主な進化点として、新たに物理ボタンを搭載。これにより、ポケットの中でも手元を見ずに録音の開始・停止を確実に行なえるほか、これまでスマートフォン経由で操作していたハイライト機能も、本体から直接使えるようになった。

Plaud NotePin S

また、「Ask PLAUD」もアップデートし、要約内容を図解で整理する新機能「インフォグラフィック生成」を追加。会議やブレインストーミングの内容をAIが解析し、プレゼン資料や共有資料に活用できるインフォグラフィックとして自動生成する。15種類以上のスキルを選べるスキル機能も備え、独自プロンプトを用いたカスタムスキルを最大10個まで作成できる。

本体サイズは約51×21×11mm、重量は約17.4g(マグネットピン含まず)。カラーはブラック、シルバー、パープルの3色を展開する。マグネットピン、クリップ、リストバンド、ネックレスの4種類のアクセサリーを同梱し、装着方法を選べる。

MEMSマイクを2基搭載し、最適録音範囲は最大3m。連続録音時間は20時間、スタンバイ時間は最大40日間で、内蔵ストレージは64GB。Appleの「探す」機能にも対応する。

カラーはブラック、シルバー、パープルの3色を展開
アクセサリーも付属

あわせて同社は、初のテレビCMとしてサッカーの長友佑都選手を起用した新CMを3月28日より順次放映する。Webでは3月23日に公開する。

法人向けソリューションの展開も

Plaud NotePin Sの発表会では、PLAUDとトレジャーデータが共同で展開する日本企業向け法人ソリューションも発表された。CDP(カスタマーデータプラットフォーム)を展開するトレジャーデータが、PLAUDのAIデバイスの販売から導入支援、トレーニングまでを担うもので、4月13日より提供開始する。

発表会に登壇した、(左から)PLAUD Sales Director 鈴木直幸氏、PLAUD Art Director 鈴木浩平氏、PLAUD VP of Operations and Finance ジョージ・ズヴィアギン氏、トレジャーデータ 社長執行役員 三浦喬氏

同ソリューションでは、Plaudで録音した音声データをトレジャーデータのクラウドに転送し、端末内のデータは自動で削除することで、法人利用で重視される情報漏洩対策にも配慮した。クラウド上では音声を全文文字起こしし、CRMやWebなどのデータと統合して分析やAIエージェント活用につなげられる。

用途としては、営業日報、営業やMR向けトレーニング、カスタマーサポート、リスク管理、カスタマーハラスメント対策などを想定。特に営業現場ではトップパフォーマーと新人・低成績者の会話の違いを可視化し、AIが改善の気づきを返すことで育成や成果向上に役立てることを見込む。