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世界一のフードロス削減アプリ「Too Good To Go」日本参入 「もったいない」に親和性

北欧発フードロス削減アプリ「Too Good To Go(トゥー・グッド・トゥ・ゴー)」が日本市場に参入開始した。Too Good To Goは累計5億食以上のフードロスを削減し、「世界ナンバーワン」としており、グローバル展開21カ国目として日本にサービス展開する。日本はアジア初の展開国となる。

Too Good To Goは、まだ食べることができるのにもかかわらず、廃棄されてしまうような食品を、安価に購入できる仕組みを提供するアプリ。食品を詰め合わせた福袋のようなセット「サプライズバッグ」を、半額以下(一部店舗を除く)の価格で販売する。

購入方法は、アプリで対象店舗を探し、サプライズバッグを予約。その後指定された引き取り時間に店舗で引き取る。

サプライズバッグ
購入方法

まずは新宿・渋谷・目黒エリアを中心とした東京都内の一部地域でサービスを展開。「クリスピー・クリーム・ドーナツ」や「ファミリーマート」「NewDays」などのブランドが提携店舗となる。

日本への展開は、日本独自の「もったいない」精神と、Too Good To Goの「三方よし」のビジネスモデルが高い親和性を持つことと、巨大な外食・小売市場が変革の余地を秘めていることから決定したという。

世界では生産された食品の40%が廃棄されており、食品廃棄は、世界の温室効果ガス排出量の約10%を占め、世界の航空業界の4倍の排出量にあたる。

日本でも、フードロスは依然として大きな課題。日本の年間食品ロス量は約464万トンに上り、特に「3分の1ルール」など日本特有の商習慣は、まだ食べられる食品を期限前に廃棄せざるを得ない構造的な要因にも繋がっている。

一方で、日本は2030年度までの食品ロス削減目標(事業系食品ロスを2000年度比で50%削減)を2020年に達成しており、「3分の1ルール」を「2分の1ルール」へと緩和する動きも政府主導で進んでいる。

官民一体となったフードロスへの意識が高まる中、Too Good To Goは誰もが手軽に参加できる仕組みを通じて、日本のサステナビリティ推進に貢献していくという。

また、ファミリーマートは、Too Good To Goとの取り組みを開始するにあたり、独自の「涙目シール」を連携。涙目シールはファミリーマートで値下げされた商品に貼られるシールで、フリー素材化もされている。Too Good To Goアプリ内でも活用してもらうことで、食品ロス削減に貢献していく。