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“語り合えるSNS”のBluesky、2026年は“ライブな出来事”に注力
2026年1月27日 13:32
分散型SNSのBlueskyは、2026年に取り組むテーマや開発方針を明らかにした。2025年は急速な成長に対応するスケールアップや基盤の確立に注力した年だったと振り返り、2026年はうまくいっている部分を伸ばし、Blueskyならではの要素に積極的に投資していく年と位置付けている。
Blueskyはキーワードとして、「ライブな瞬間」(live moments)を挙げている。「世界で何かが起きた時、Blueskyは活気づく」とし、2025年のワールドシリーズ第7戦やニューヨーク市長選など大きな話題になった事柄で盛り上がったことを紹介。特にスポーツイベントで一緒に盛り上がるツールとして評価を高めたという。「大きな出来事が起これば、人々は語り合うためにここへ来るのです」。
2025年の大半はサービスの安定に注力していたというものの、今後はこうした“ライブな出来事”に対応する機能・サービスの開発を加速させる方針。
また、Blueskyが採用するオープン・プロトコルは、特定のアルゴリズムや誰かひとりの意思決定に支配されることがない、Bluesky同様のツールやアプリを誰でも構築でき、こうしたエコシステムやコミュニティが最高の体験につながるとしている。
カスタムフィードとリアルタイム性に注力
Blueskyならではの要素には「カスタムフィード」を挙げている。Blueskyには科学の議論からスポーツまで、コミュニティが構築した、特定の話題を扱うさまざまなカスタムフィードが存在している。また、現在提供されているトレンドトピックを支える仕組みにもなっているという。
一方、カスタムフィードはまだ、できることの「表面をなぞったに過ぎない」とし、2026年は「フィードをアプリの中心的な存在にする」としている。
例えば、ライブイベント中に、品質が高くタイムリーなフィードをBlueskyのチームが見つけやすくするキュレーションツールを開発中という。フィード内に対しての新機能も検討しており、閲覧するユーザーは投稿を見るだけでなく“集まっている”ように感じられる工夫を加えていく。
アプリ全体でも、具体策は今後明らかにされるものの、“ライブ感”を高める取り組みを進める方針で、リアルタイムな出来事やイベントにフォーカスした機能を継続的に開発していく。
投稿・フォローなど基本の強化
基本機能の強化も引き続き行なわれる。投稿については、下書きのような機能がいまだに欠けていると指摘しているほか、動画の最大3分間という長さは「不十分」とし、動画のアップロード速度も改善を図っていく。写真についても、投稿枚数を4枚より拡大できるよう検討。スレッド作成はより簡単にできるようにしていく。
フォロー関連では「おすすめユーザー」の提案内容の改善を図る。大きく進歩したという「Discover」も専任チームを編成して改善を続ける。
また、特定の関心事に基づく投稿を見つけたり整理したりできる「トピックタグ」の導入も検討中。投稿者が、自分の投稿にふさわしい視聴者(オーディエンス)をより簡単に見つけられるようにしていく。
ほかのアプリ・サービスとの連携も進めていく。例えばすでに「Live Now」機能として、ユーザーが「Streamplace」アプリを介してTwitchで配信を始めると、連動してBlueskyのプロフィールアイコンにライブ配信中を知らせるバッジが表示される機能を提供済み。StreamplaceがBlueskyと同じオープンプロトコル(ATプロトコル)を採用することで実現しており、こうしたエコシステムとの連携強化も図っていく。
