ニュース
Apple Fitness+を使ってみた トレーニングは「やる気」が重要【Watch+】
2026年1月24日 09:15
アップルは21日、「Apple Fitness+」を日本でスタートしました。高強度インターバルトレーニング(HIIT)、ヨガ、コア、ピラティス、筋力、トレッドミル、サイクリング、ダンスなど12種類のワークアウトが用意され、5分から45分のワークアウトやメディテーションをいつでもどこでも楽しめるサービスです。
米国では2020年からスタートしており、日本展開までかなり時間がかかっていますが、今回の日本展開にあわせて、Fitness+の数百のワークアウトとメディテーションがすべて日本語で利用可能になりました。このあたりが時間を要した原因のようです。サブスクリプションの月額料金は980円で、年間プランは7,800円。また、ファミリー共有で、最大5人の家族と共有できる点も特徴です。
Apple Fitness+では28人のトレーナーがいて、各ワークアウトを担当しています。サービスについては別記事で紹介していますが、発表会で印象に残ったのは、トレーナーにフォーカスをあてて紹介していたことでした。
Fitness+は、Appleのデバイスと動画を組み合わせたサービスですが、その起点が「人」になっているそうです。継続的な運動は健康のために良いとわかっていても続けられないものですが、アップルでは継続的にFitness+を続けるためには、「推しのトレーナーを見つけて、その人とのつながりを大事にする」(Apple フィットネステクノロジー シニアディレクター Julz Arney氏)ことが重要とアピールしており、日本の発表会にも4名のトレーナーが参加していました。
「Appleならでは」が感じられる「Fitness+」のよさ
Fitness+は、1カ月の初回無料体験も付いてくるため、早速試してみました。5分~10分の短いヨガやピラティスから始めてみましたがが、各エピソードに日本語字幕が付いているほか、トレーナーの実際の声にもとづいた「生成音声」を使用した日本語音声も選べるようになっています。確かに、日本語フル対応のサービスといえそうです。
この生成音声については、“違和感”は少ないのですが物足りなさも感じました。英語の場合は、言葉の意味はわからない場合でも、生身のトレーナーの「ノリ」や「トーン」で励まされたり、気持ちが乗る部分があるのですが、そうした点で生成音声はやや平板に感じてしまいました。「情報」として処理するには生成音声も十分なので、初めて体験するプログラムの場合は、身体の動かし方や所作を把握するのにはいいのですが、ワークアウトに「感情」が乗るのは生身の音声という印象です。
まだいくつかのエピソードを試しただけですが、生身の声の方がトレーナーの意思やつながりが感じられるため、個人的には、英語音声+日本語字幕でしばらく使ってみるつもりです。
Fitness+でよかったのは、Apple Watchと併用していると、画面上に現在の心拍数などが表示されること。特にキツめのワークアウトだと、身体を動かしている実感が湧き、やる気が高まる気がします。普段はYouTubeのヨガ動画などを見ていますが、自分の情報も画面に出るというインタラクティブな体験は、さすがはアップルのサービスと感じました。
さらに良かったのが、Fitness+を始めると自動的にワークアウトの内容が「フィットネス」アプリに記録されること。6分のヨガをやったら、6分のヨガを完了したとしっかり記録されます。
「当たり前」ではありますが、例えばスイミングで20分泳いだ時に、開始前にApple Watchでスイミングの開始を忘れ、データを取得できていない場合があります(途中から自動検出して、一定の記録はできるのですが)。また、Apple Watchで「ヨガ」をスタートしたつもりが、「ランニング」として記録していたなんてこともあったりします。Fitness+の場合は、見ているワークアウトとフィットネスアプリが完全に連動するため、こうしたミスは発生しません。筆者はこの手のミスを月に数回ぐらいはやっているので、その心配が無いのはありがたいです。
個人的には、最近気になっていた「筋力」トレーニングを簡単に始められそうな点も魅力と感じています。また、「ダンス」も家であれば人目を気にせずにチャレンジできそうで、ワークアウトの幅を広げられそうです。ただ、HIITやダンスなどのプログラムのレベルが初級者には高い印象もあります。入門に向いているプログラムがよくわからないので、強度やレベルなどから選べると良いかな、と感じました。











