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「Apple Fitness+」、日本でスタート 月額980円

アップルは21日、フィットネスとウェルネスのためのサービス「Apple Fitness+」を日本でスタートした。Fitness+の数百のワークアウトとメディテーションが日本語で利用可能になり、新規エピソードが毎週追加される。サブスクリプションの月額料金は980円で、年間プランは7,800円。ファミリー共有で、最大5人の家族と共有できる。

Apple Fitness+は、トレーナー主導のワークアウトビデオを視聴しながら、運動できるサブスクリプションサービス。iPhoneだけではじめられ、iPad、Apple TV、Apple Watch、AirPods Pro 3などのApple製品を連携して、より充実したワークアウトを楽しめる。

ワークアウトは、高強度インターバルトレーニング(HIIT)、ヨガ、コア、ピラティス、筋力、トレッドミル(ウォーキングまたはランニング)、サイクリング、ローイング、ダンス、キックボクシング、マインドフルクールダウンなど、12種類から選択できる。また、ビデオやオーディオでのメディテーションも含まれている。

28名のFitness+専任トレーナーがワークアウトを主導し、エピソードは各5分から45分。日本展開にあたり、トレーナーそれぞれの実際の声にもとづいた「生成音声」を使用しており、字幕は日本語化される。毎週、日本語字幕と翻訳音声に対応した新エピソードが追加される。

Fitness+は、iPhoneやiPad、Apple TVなどで視聴しながらワークアウトできるが、Apple WatchやAirPods Pro 3と連携すると、Fitness+のワークアウト中に、心拍数や消費カロリー、ムーブリングの進捗状況などの指標を画面に表示できる。カロリー消費バーは、自分と同じワークアウトを実行した他の参加者の成果と比較も可能。

Watchの情報を画面に表示

「カスタムプラン」では、頻繁に行なうアクティビティ、ワークアウトの長さ、トレーナー、音楽などを調整可能。ユーザーのワークアウトやメディテーションの好みにもとづいて、Fitness+がパーソナライズされたスケジュールを自動的に作成する。ワークアウトはファミリー共有を使って最大5人までの家族と共有できる。

音楽も特徴で、各ワークアウトのデザイン全体に音楽を取り入れている。音楽プレイリストをApple Musicに保存して、後で聴くこともできる。K-Pop、J-Popなどを含む、最新のヒット曲をフィーチャーした、アップビートアンセム、最新ヒッツ、チルヴァイブス、ピュアダンスなど、「エネルギーを与えてくれる音楽のプレイリスト」を選べるという。

ワークアウトのプレイリスト全体で一組のアーティストに焦点を当てる「アーティストスポットライト」シリーズも展開。日本展開にあたり、「YOASOBI」をフィーチャーし、YOASOBIのヒット曲を取り入れたピラティス、ダンス、ヨガなどのワークアウトが用意される。

「ウォーキングの時間」は、iPhoneとApple Watchで利用できるオーディオ体験で、歩きながら聞けるエピソードを用意。コメディアンで俳優の渡辺直美と、Apple TVの「神の雫/Drops of God」で主演を務める山下智久(2月配信開始)が登場する。

日本展開にあわせて、「エニタイム・フィットネス」やKDDI、ベネフィット・ワンと提携した。

エニタイム・フィットネスの会員は、メンバーシップの一部としてFitness+を利用できるほか、Fitness+を最大2カ月無料で利用できる。auとUQ mobileの加入者と、勤務先を通じてベネフィット・ステーションを利用できるユーザーは、21日からFitness+を最大3カ月間無料で利用できる。

通常、Fitness+は1カ月無料だが、新たなApple Watch、iPhone、iPad、Apple TV、AirPods Pro 3、Powerbeats Pro 2を購入した場合、Fitness+を3カ月無料で体験可能となる。

「心と体を最高の状態に」

発表会には、AppleのフィットネステクノロジーのシニアディレクターのJulz Arney(ジュールズ・アーニー)氏と、トレーナーの飯田クライン"ダイス"大介氏、Kim Ngo氏、Sherica Holmon氏が登場。仕事などで忙しい中でも、「心と体を最高の状態にもっていく」ためのワークアウトは必要として、Fitness+は場所を問わずに、短時間でも楽しめるとアピールした。

AppleのJulz Arney氏

HIITなどの高負荷のプログラムだけでなく、ヨガやピラティス、ストレッチなども多数用意されているため、運動の後のストレッチ的にも使えるという。継続的にFitness+を続けるためには、「推しのトレーナーを見つけて、その人とのつながりを大事にする」(Arney氏)ことで続けやすくなると説明。毎週エピソードを更新して継続して、Fitness+を楽しめるとアピールした。