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パナソニック、ドアホンにAI人検知・顔認証 不審者検知と自動応答
2026年1月14日 14:32
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは、テレビドアホンの玄関子機用に、AI人検知・顔認証機能を開発した。AIにより玄関前をうろつく不審者や侵入者を検知できるほか、来訪者に応じた自動応答が可能となる。同機能は2026年発売のテレビドアホン新製品より順次搭載する。
背景には、空き巣など住宅を狙った侵入窃盗が増加傾向にあるほか、在宅時の侵入犯罪の発生や、自動車盗難が多発する地域も見られるなど、犯罪手口の巧妙化・凶悪化が進んでいる状況がある。
一方、同社のアンケートでは、3割超が防犯対策を行なっていないと回答。「どのような対策をすればよいか分からない」や「設備や設置に費用がかかる」といった声も挙がったという。
玄関子機は広角レンズを採用するため、画面の端ほど被写体が歪みやすく、特に人物の顔の不自然な歪みが画像認識に影響する課題があった。また、高負荷な人検知や顔認証処理を玄関子機に実装にするには、スペック上の制約もあった。
同社は、メモリサイズや処理時間を抑えつつ、検知・認証精度の劣化も抑える効率的な画像処理の学習方法を確立し、同機能の開発につながった。処理はクラウドではなくドアホン内で完結させることで、処理の高速化とプライバシーへの配慮を両立した。
同社は、日常的に利用されるテレビドアホンにAI防犯機能を組み込むことで、不審者の監視や来客対応時のリスク低減を図り、住宅の防犯対策の選択肢として普及拡大を目指す。

