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STORES、単体動作の決済端末などサービス大型アップデート

店舗向けのPOSシステムなどを展開するSTORESは、秋に提供する大規模アップデートの内容を公開した。11月26日から「STORES 決済」の次世代モデル「STORES 決済端末2」の提供が開始されている。

今回のアップデートでは、「STORES 決済端末2」の提供、「STORES レジ」のiPhone対応や「STORES モバイルオーダー」の機能追加など、利便性向上を図る各製品のアップデートが実施される。

また、3月に提供開始した、店舗運営に必要な機能をパッケージ化した新プランは、ユーザーの声をもとに管理画面の操作性の改良や、注文データや顧客管理基盤の強化、AI活用によるサポート機能の拡充など、30項目以上のアップデートを実施した。同プランは提供から半年以上が経過し、STORESの新規ユーザー(有料)の約8割が利用する人気プランになっているという。

スタンドアロン稼働の新型決済端末

キャッシュレス決済端末は約10年ぶりに刷新され、「STORES 決済端末2」として提供が開始された。iPhone・Android端末とのペアリングが不要で、決済端末のみでキャッシュレス決済の受付が完結するのが特徴。従来通りスマホやタブレットとの連携利用も可能で、幅広い決済シーンに対応する。

対象店舗は、「STORES 決済」のクレジットカード取扱い一次審査を通過した加盟店。価格は27,720円。スタンダードプランでは1店舗1台まで無償で提供される。

「テーブルオーダー」機能

「STORES モバイルオーダー」は、「テイクアウト」機能に加え「テーブルオーダー」の前払い/後払い決済に対応する。「STORES レジ」との連携により、テイクアウトとテーブルオーダー(店内注文)の売上・在庫を一元管理でき、飲食店の店舗運営を効率化できる。