ニュース

パイロット、新たな芯出し機構搭載のシャープペン「エアステップ」

パイロットコーポレーションは、1回のノックで長く書けるシャープペン「エアステップ」を、11月28日に発売する。価格は495円。

1回のノックで長く書ける「エアステップライト」と、ソフトな書き心地を実現する「クッションシステム」の2つの新機構を搭載したシャープペン。

エアステップライトは、1回のノックで出たガイドパイプに覆われている芯の長さの分を、ノックすることなく書き続けられる。仕組みは、筆記により芯が減った際、芯の先端を紙面に軽く押し当てると、芯とガイドパイプが軸側に潜る。芯は潜った分だけ前方に押し戻されるが、ガイドパイプは潜った位置に留まるため、芯が出た状態になる。

この機構により、芯が減る度にノックをしなくても芯を出せるため、ノックの回数を減らすことができる。

クッションシステムは、芯と紙にかかる筆圧を適正に保つためのバネ機構。通常の金属バネでは、高い筆圧時にバネが大きく縮み、芯も大きく潜るため書きづらくなるが、エアステップでは特殊形状の樹脂製バネを採用。これにより、高い筆圧でもバネの縮みと芯の潜りを抑えながら、ソフトな書き心地を実現した。

そのほか、指にフィットする波型形状のエラストマーグリップや金属製口金による低重心化により、書きやすさを高めている。

エアステップという名称は、「空気のように軽く、ステップを踏むような軽快で心地よい筆記感」という製品特長を表している。

本体色はパーキングブラック、アーバンホワイト、エアステップバイオレット、ダスクピンク、シーブルーの5色。限定色としてケチャップレッド、マスタードイエローも用意し、これらは限定パッケージ仕様にて販売する。芯径は0.5mm、方式はクリップスライドノック式。