ニュース
JR関内駅のキャラ「カナピィ」誕生 再開発進むエリアの象徴に
2025年10月30日 13:24

JR関内駅のマスコットキャラクター「カナピィ」が誕生した。JR東日本横浜支社が、駅周辺エリアの大型再開発によるさらなる賑わいを見据え、関内エリアの象徴的な存在となり、地域と人と関内駅とのつながりをより一層深めることを目的に企画した。
「地域とのつながりを感じられること」「JR関内駅らしさを表現すること」「親しみやすく愛嬌のある存在であること」をテーマに、23年4月に関内キャンパスを開校した関東学院大学の学生を対象にマスコットキャラクターのデザインを公募。応募総数28作品の中から社内で3作品を選定し、関内駅利用者による人気投票を実施した。その結果、「カナピィ」が約870票のうち最多の413票を獲得し、マスコットキャラクターとして誕生した。
カナピィは、制作者が飼っているインコがモチーフとなった心優しい鳥で、困っている人を見かけるとすぐに飛んでいって助ける。関内駅の近くに所在する横浜公園に咲くチューリップを手にしており、そのチューリップは駅を行き交う人々の心をそっと癒して笑顔にする。
横浜公園のチューリップのほか、港町横浜のイメージカラーである青色を基調とするなど、地域を象徴する要素を取り入れている。
デジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」に、カナピィのエキタグスタンプが11月1日から20日までの期間限定で登場する。エキタグアプリをダウンロードし、関内駅北口改札外の券売機付近に掲出されるNFCタグにスマートフォンをかざすことで取得できる。
関内駅前では、横浜市旧市庁舎を活用した商業施設「BASEGATE横浜関内」が26年3月19日にオープンするほか、隣接地で32階建ておよび20階建ての複合施設開発が進められている。