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関内駅前、20階建て複合施設再開発組合設立 29年度竣工

左から、北口地区、港町地区、BASEGATE横浜関内

三菱地所らは、関内駅前で計画されている20階建て複合施設の再開発組合の設立について、6月25日に横浜市長の認可を受けた。関内駅前では3棟の複合施設の建設が計画されており、そのうちの1棟。25年度に解体工事、26年度に新築工事に着工し、29年度竣工を予定している。

関内駅前北口地区市街地再開発組合と参加組合員である三菱地所を代表企業とするグループが協働で推進する、「関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」として進められているプロジェクト。隣接する「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」とあわせて、「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」として24年5月24日付で横浜市による都市計画決定の告示を受けている。港町地区事業については、25年4月25日に横浜市長の認可を受け、すでに再開発組合が設立されている。

港町地区の横浜スタジアム側の隣接地では、三井不動産を代表企業とするグループによる「横浜市旧市庁舎街区活用事業」が進められており、25年12月竣工、26年春グランドオープンを予定している。施設名称は「BASEGATE横浜関内」。

位置図

北口地区の地区面積は約0.8ha、延べ床面積は約33,810m2、規模は地上20階・地下1階、最大高さ106m。主要用途は事務所、住宅、店舗、駐車場等。

同事業では「国際的な産学連携」「観光・集客」「都心居住」に向けた機能導入や、周辺道路の歩行者空間化等、地域の回遊性向上に向けた都市基盤整備を計画。国内外から多様な人材が集まるなど賑わい創出を目指すほか、周辺地域への人の流れを促す駅前拠点としての機能強化を図る。

参加組合員は三菱地所、スターツコーポレーション、鹿島建設、フジタ、三菱地所レジデンス。

港町地区の規模は、地区面積約1.4ha、延床面積約99,290m2、地上32階・地下2階、最大高さ170m。主要用途は事務所、住宅、店舗、エンターテインメント施設、ビジネス支援施設、駐車場等。