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セイコー、'84年のブレスレットウォッチを現代の価値観で“転生”
2025年10月14日 15:30
セイコーウオッチは、「パワーデザインプロジェクト」の新作として、ブレスレットスタイルの腕時計「コレクション1」を12月5日に発売する。クオーツ式の腕時計で、価格は50,600円と56,100円。それぞれ世界限定500本。
セイコーのデザイナーが主体となって挑戦する「パワーデザインプロジェクト」が2022年に再始動、過去の名作を“転生”させる7つのコンセプトデザインを発表していた。今回発売される製品はこの時に発表されていたひとつ。
セイコーは1984年、「セイコー ティセ」から、アクセサリーのようにゆったりと着けることができる“ブレスレットウォッチ”を発売。「ルーズフィット」として、腕時計の新しい着用スタイルを提案していた。
当時は婦人用だったデザインは今回、サイズ感や着け心地を継承しながら、誰の手元にもなじむよう再設計された。コマは12時側と6時側で大きさが異なり、「現在の価値観を内包する」というアシンメトリーなデザインに仕上げられている。腕時計ならではのヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げの組み合わせも特徴。
カラーは、シルバー(SSEH021)、ブラック(SSEH023)、ゴールド(SSEH024)の3色をラインナップ。インデックスは12カ所全てに配置され、各ダイヤルカラーに合わせた鏡面仕上げの時分針を採用、腕時計としての視認性の向上や美観の向上も図っている。
ムーブメントはクオーツ式の「キャリバー4N30」。精度は平均月差±15秒。素材はステンレススチール製。風防はハードレックス。防水性能は日常生活用防水。ケース径は20.2mm、厚さは6.7mm。






