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セイコー、80年代レトロなデジタルウォッチ
2025年10月16日 10:00
セイコーウオッチは、「セイコーセレクション」の新作として、1980年代のデジタルウォッチを再現したデザインの「Sシリーズ デジタルクオーツ」3機種を11月14日に発売する。価格は71,500円。宇宙兄弟コラボレーションモデル2機種も80,300円、数量限定で発売する。
1980年代に“Rotocall”(ロトコール)の名で親しまれたデジタルウオッチのデザインを復刻。ベゼル部分が八角形のロータリースイッチになっており、回転させることでモードを変更できる機構が特徴。宇宙飛行士に愛用されたことで、海外を中心に人気を博したという。
デザインの復刻にあたっては、1982年のモデルの手書き図面をもとに、オリジナルモデルが持つ特徴を踏襲しながら、現在の技術で質感や機能を改良した。最大の特徴であるロータリースイッチ機構は、オリジナルとほぼ同サイズの37mm幅のケースに収めている。表示板はアルミニウム製。1980年代に人気を博したカラーをオマージュし、レトロな雰囲気を再現している。
メタルブレスレットは、コマのピッチが短いオリジナルモデルのデザインを活かしながら、着け心地と腕なじみを両立させたデザインで、ヘアラインと鏡面の仕上げ分けで高い質感も目指した。
デジタル表示部分は、オリジナルフォントを忠実に再現。ロータリースイッチを回転させることで、タイマーやストップウォッチなどの機能を直感的に切り替えられる。
ムーブメントはクオーツ式の「キャリバーA824」。精度は平均月差±20秒。タイマー、ストップウォッチ、アラーム、カウンター、デュアルタイム、フルオートカレンダー、内部照明(LEDライト)の各機能を搭載する。電池寿命は約3年。
ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防はハードレックス。防水性能は10気圧防水。ケース径は37mm、厚さは10.6mm。
「宇宙兄弟」コラボ
SF漫画「宇宙兄弟」とのコラボレーションモデルは、作者の小山宙哉氏が監修し、兄弟が月面で再会する名場面がテーマになっている。
「SBJG023」はムッタの宇宙服をイメージしたシルバーカラーのケースに、八角形を強調するブラックカラーを採用。「SBJG024」はヒビトの宇宙服をイメージしたゴールドカラーを採用している。両モデルともに、宇宙空間での着用をイメージしたナイロンストラップが同梱される。
裏蓋には、作中で発表された「宇宙開発における世界共通の合言葉」を意味するシンボルマークが記される。パッケージも二人が再会するシーンを描いた特別仕様。数量はそれぞれ国内限定824本。














