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保険適用のアルコール依存症治療アプリ「ハウディ」

CureAppは、開発した減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」について、沢井製薬と販売ライセンス契約を締結。沢井製薬が9月1日から販売を開始する。

HAUDYは、医師の診断のもと患者に処方されるプログラム医療機器(治療アプリ)。薬事承認と保険適用を取得しており、アルコール依存症で減酒が治療目標となりうる患者の治療を補助する。

スマホアプリの「患者アプリ」とWebアプリの「医師アプリ」の2つで構成され、飲酒習慣の修正による減酒を目指す。患者は「患者アプリ」を使い、飲酒記録、個別化された学習・行動を実践し、飲酒習慣の修正を行なう。

患者は毎日、「朝、アプリを開く」「飲酒記録をする」「夜、アプリを開く」などを行なう
アプリを開いた際には、アプリのガイドに合わせて「振り返り」「セルフケア」「学習」等を自身のペースで行なえる

医師は「医師アプリ」に反映された患者ごとのデータや心理社会的治療の支援コンテンツを確認できる。限られた診察時間内での診療の質向上が期待でき、定期的な診察の際、患者に目標の見直しなどの指導を行なえる。これにより、非専門医でも効果的な治療を可能にする。