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新幹線輸送サービスでJR東海と西が連携 東京-博多直送

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JR東海とJR西日本は、新幹線を活用した荷物輸送サービスの連携を強化し、東海道・山陽新幹線直通列車「のぞみ・ひかり号」を活用したサービスを8月18日に開始する。また、JR東海は「当日申込・当日お届け」の緊急輸送サービス「東海道超(ウルトラ)マッハ便」を、9月1日に開始する。

法人向け荷物輸送サービスとして、JR東海は「東海道マッハ便」、JR西日本は「荷もっシュッ!」を提供している。従来のサービスでは、東海道・山陽新幹線を跨る輸送は新大阪駅での荷物の載せ替えを行なっていた。

今回新たに、東海道・山陽新幹線を跨る直通列車「のぞみ・ひかり号」の定期列車を活用したサービスを開始し、速達性を向上させる。東京~博多間の輸送では、従来は約7時間20分(新大阪駅での載せ替えを約30分として加算)かかっていたが、新サービスでは約5時間と、大幅に短縮できる。

直通列車活用の荷物取扱い駅は、東京駅、静岡駅、名古屋駅、京都駅、岡山駅、広島駅、博多駅。注文締切は荷物輸送日の1週間前。

JR東海「東海道超マッハ便」

JR東海の「東海道超マッハ便」は、1週間前までに申し込む必要がある東海道マッハ便に対し、「当日申込・当日お届け」が可能な緊急輸送サービス。当日、列車出発の2時間前までの連絡で利用できる。対象区間は新大阪~東京。

なおJR西日本では、当日受付・即日配送が可能な新幹線荷物輸送による緊急輸送サービスの実証実験を、7月1日から新大阪・広島・博多の相互駅間で開始している。