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「Povo」内蔵の個人向けモバイルPC HPが発売
2025年7月31日 14:58
KDDIは、PCやIoT機器などさまざまな製品やサービスに通信を組み込む「ConnectIN」の個人向け製品として「ConnectIN povo」の提供を開始。第1弾として、日本HPから「ConnectIN povo」を採用したノートPCが発売された。
「ConnectIN povo」の日本HP向け通信サービスとして、「HP eSIM Connect LITE by povo」を採用。eSIMとしてau回線の5G/4G LTE通信が利用できるpovo2.0のデータ容量300GB(5年間)と、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が提供する公衆Wi-Fiサービス「ギガぞうWi-Fi」が組み込まれ、パソコン本体の購入とpovo2.0アカウントの登録を行なうだけで利用できる。
対応モデルは、法人向け14型次世代AI PC「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」、13.3型ハイエンド「HP EliteBook 8 G1a 13」、14型ミッドレンジ「HP ProBook 4 G1a 14」の3機種。「povo2.0」と「ギガぞうWi-Fi」を併用することでデータ容量を効率的に使うことができるとする。
価格は「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」が573,650円~、「HP EliteBook 8 G1a 13」が434,170円~(8月4日発売)、「HP ProBook 4 G1a 14」が331,650円~。
これまでスマートフォンを中心に導入が進んできたeSIMは、今後もさまざまな製品へ浸透していくことが見込まれる。特にパソコンにおいてはクラウドとエッジの両面でAIが進化しており、通信はより重要性が高く、個人向けニーズも高いことから「ConnectIN povo」を展開する。
なお、法人向けとしてはダイワボウ情報システム、Dynabook、レノボ・ジャパン、パナソニック コネクト、VAIOの各社が採用を開始している。
KDDIは今後も、法人向け、個人向けともに、通信と製品サービスを一体化することによる付加価値の向上を実現していくとしている。





