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船堀に江戸川区新庁舎棟+26階建て民間棟の複合施設
2025年7月15日 18:54
東京都は、江戸川区新庁舎となる庁舎棟と、商業・業務(公益)・保育所・住宅で構成される民間棟の2棟を開発する船堀四丁目地区市街地再開発組合の設立を、7月16日に認可する。2027年度工事着手、2030年度竣工予定。
地上21階の庁舎棟と、地上26階・地下1階の民間棟で構成される。高さはともに約99m。延べ面積は庁舎棟が約61,330m2、民間棟が約58,500m2。地区面積は約2.6ヘクタール。
施行地区は東京都江戸川区船堀四丁目地内。江戸川区の区役所本庁舎は現在江戸川区中央1丁目にあるが、建設から約60年が経過して老朽化をはじめとした様々な課題があることから、区民にとって使いやすく、災害時には復興・復旧の拠点となる施設を目指し、新庁舎建設の検討が進められていた。
再開発では、土地の合理的かつ健全な高度利用による、商業、業務、文化、子育て、住宅などの多様な都市機能が集積する複合市街地の形成、区内外からの交流やにぎわいの創出を図る。
また、歩行者デッキの新設および緑道広場(船堀グリーンロード)の拡幅により安全で快適な歩行者空間を整備。あわせて、豊かな緑を創出し、施設建築物と調和した緑のネットワーク形成を目指す。
歩行者デッキは、幹線街路補助第140号線(船堀街道)沿いに最大浸水深以上の高さで、船堀駅前広場からタワーホール船堀、民間棟、庁舎棟を繋ぐ形で設置。防災活動拠点を形成し防災力の向上を図る。


