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世界初の「3Dプリンター駅舎」完成 和歌山県・初島駅

JR西日本は、世界初となる建設用3Dプリンターを活用した初島駅の駅舎を7月22日から運用開始する。

設置されたのは、和歌山県有田市のJR紀勢本線 初島駅。駅舎は3Dプリンタで出力したパーツに鉄筋やコンクリートを充填した鉄筋コンクリート製。耐久性や耐腐食性に優れるとしており、これまで現地で組立と内装工事を行なってきた。壁面には「みかん」と「たちうお」をモチーフにした装飾が施されている。

建物は初島駅待合所として利用され、面積は9.9m2。ベンチは2人掛けで、発券機1台と簡易ICカード改札機が設置される。