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ViXion 01S、ガーミン高精度サイコン、Jackeryポタ電など 編集部:清宮 【プライムデー本当にほしいもの】

7月11日からスタートするアマゾンの大規模セール「プライムデー」。Amazonプライム会員向けに、食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。8日からは先行セールも開始しました。

ここでは、編集部員がAmazonプライムデーに向けて「ほしいものリスト」に追加した「本当にほしいもの」をピックアップします。「本当にほしいもの」なので、セール価格になっていなくても紹介しています。また、プライムデー前に購入済みのものを紹介する場合もあります。

ViXion 01S

オートフォーカスでピントを合わせてくれるアイウェアです。すでに先行セールの対象となっていて、10%オフの79,200円です。筆者の場合はAmazon Prime Mastercardを使うのでさらに2,464ポイントと、セールイベント・ポイントアップキャンペーンの4,185円が付きます。今回上限は5,000ポイントですので、あと少しでカンストです。クラウドファンディングの時よりはもちろん高いですが、一般販売後ではかなりの値引きといえます。

医療機器として認定されていないので「メガネ」ではありませんが、実質的にはオートフォーカスメガネだと思っています。遠距離でも近距離でも自在にピントが合うメガネです。筆者は老眼なので、PCでの作業用とスマートフォン用に常時2つを手元に置いています。この2つがないと「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることができません。

ViXion 01Sは1つ持っていれば遠距離だろうと近距離だろうと対応可能です。以前取材で実際に装着したのですが、まるで高性能なミラーレスカメラのようにキビキビとピントが合います。

ただ、万能ではなく視野が狭いという弱点はあります。写真のとおり、小さなレンズを黒いフチが覆っており、そのフチがもろに視界に入ってきます。そのため、用途を選ぶのは事実で、32型クラスの4kモニタで作業するような、広く見渡すような用途には向いていないかもしれません。クルマの運転中の着用などはもってのほかです。

しかし、手元での作業、自転車の整備やプラモデルの製作など、集中するポイントが決まっている用途では能力を十分に発揮できると思います。特に、細部を確認したい場合には眼前数センチまで持ってきて視ることもできるので、これはなかなか老眼鏡にはできない芸当です。

ガーミン Edge MTB

eMTBには乗っているものの、これまでサイコンを独自に付けることはありませんでした。そもそもeMTBは自転車本体にサイコンに近い機能を内蔵していて、走行距離などを確認できるのと、地図はスマホで十分だと思っていたからです。

しかし先日発表されたガーミンの「Edge MTB」は、ひと味違い、5Hz GPSに対応しています。1秒間に5回の頻度で位置情報を更新する高精度サイコンです。基本スマホの位置情報は1秒に1回の更新ですが、「Edge MTB」はその5倍で更新します。ちょっと試してみたいと思わせる製品です。

また、地図を見るために、炎天下の中、自転車のスマホホルダーにスマホを固定して走るのがかなりのリスクに思えてきたというのもあります。自転車用のサイコンならそうした対策もされています。

Anker Prime Charger(250W,6Ports,GaN)

こうした充電器やモバイルバッテリーにディスプレイが付いているのは、電気の無駄ではないかと思っていたころもありました。実際無駄なのだとは思いますが、電力状況が可視化されるのは電気代の高騰する昨今、悪くない機能に思えてきました。なにより楽しいです。

この製品は中でも大きなディスプレイを搭載していて見やすいですし、ノートパソコンなどへの電源供給にちょうどよさそうです。なぜか時計も表示可能で地味に便利そうです。先行セールの対象になっていて、25%オフの14,990円です。

Jackery ポータブル電源 2000 New

去年2000 Proを買ったのですが、その直後に発売されて大変悔しい思いをしたのがコチラ。定格容量は同等ながら、2000 Proの重量が約27kgに対して約17kgと、泣けるほど大幅に軽量化し、値段も285,000円から239,800円へと大幅に安くなっています。2000 Proは重すぎてクルマへの積み下ろしで心が折れます。その上本体サイズまで大幅に小型化されていて、車載スペースが常に足りない筆者には垂涎の製品です。

軽いのがいいのなら1,000Whクラスのモデルという選択肢もありますが、車載冷蔵庫を一晩(16時間くらい)駆動させると、筆者の使用環境でだいたい残量60%以下なので、やはり2,000Whクラスでないと心許ないです。

なお、こちらのモデルは、恐らくコストダウンのためバッテリーの拡張ができない仕様ですが、クルマにバッテリーをこれ以上搭載するスペースはないので、現状こちらが最適解と思っています。先行セールの対象になっていて、価格は50%オフの119,900円です。ポイントもAmazonお買い物ポイントだけでも4,316ポイントと大分盛られています。

Tapo C520WS

7、8年前に玄関へネットワークカメラを導入していたのですが、さすがに当時の製品はアプリの使い勝手も悪く、反応も遅いのでこちらに買い換えました。いや、最近の監視カメラをナメていました。すばらしいです。先行セールの対象で、価格は39%オフの6,650円です。

AIで被写体を検出、というのは最近よく見かけるキーワードですが、こちらの製品は被写体を見つけるとカメラターレットがグイグイ動いて「自動追尾」します。この価格でです。筆者が自宅へ帰るとガッツリカメラと目が合って、玄関に入るまで追尾されますし、野良猫が玄関前を通ると、動物として認識してズズーッと追尾してくれます。猫の侵入から退去までばっちり写ります。なかなか楽しいです。100%追尾、とまではいかないですが、そこそこの確率で被写体を捉えてくれています。1万円を大きく下回る価格でこれだけやってくれれば上等ではないでしょうか。

ただ、往来を常時撮影しているとずっと人や動物を追尾し続けて切りがなく、故障しやすくなると思うのでさすがに玄関付近に近づく被写体だけを追尾するように設定しました。

クラウド運用でサブスク必須のネットワークカメラも多いなか、サブスク不要でSDカードでローカル保存が可能なのも素晴らしい。もちろん、カメラ本体を破壊されたり盗まれたりするリスクにはクラウド保存がよいと思いますが、筆者はそこまで求めていませんので、こちらで十分です。必要であれば有料でのクラウド保存にも対応しています。

あと、電源もネットワークも有線対応で、ここも個人的に必須ポイントです。有線ネットワークは反応速度が違います。

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