電通グループをAIネイティブ化　「dentsu Japan AIセンター」発足

国内電通グループの5社は、AI活用・開発の中核を担うグループ横断組織「dentsu Japan AIセンター」を7日に発足した。電通、電通デジタル、セプテーニ・ホールディングス、電通総研、イグニション・ポイントの5社が参加し、AIに関する専門的リソースを結集した体制を構築。電通グループや顧客の企業変革に協力していく。

AIセンターは、経営層・事業部門・管理部門・技術/開発部門が一体となって推進する「センター・オブ・エクセレンス(CoE)」として、約1,000名の専門人財を集約。AIに関する技術・データ・人財・知見を横断的に結集し、電通グループ全体のAIネイティブ化をけん引するという。

具体的には、業務効率化やマーケティングの高度化、AIエージェントの開発、AIデータインフラの強化、顧客のバリューチェーン全領域でのAI変革などを視野に入れた戦略などを推進するため、6つの専門ユニットを編成する。

• AI業務効率化ユニット
• AIマーケティング＆クリエイティブ高度化ユニット
• 統合マーケティングAIエージェント開発ユニット
• AI・データインフラ強化ユニット
• AIマーケティングトランスフォーメーション(AIMX)ユニット
• AIトランスフォーメーションユニット