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東急のマンション「ブランズ」に顔認証エントランス
2025年6月24日 15:54
東急不動産の分譲マンションブランド「ブランズ」シリーズの新たなマンション「ブランズ都島」(大阪市)に、顔認証対応のスマートロックが導入された。ビットキーが発表した。関西エリアのブランズでは顔認証システム初採用となる。
同物件で導入されたのは、ビットキーの「homehub」と、homehubと連携した顔認証対応のスマートロック。スマートロックは集合玄関機の制御システムを通じて宅配ボックスとも連携し、帰宅時にインターホンの表示で荷物の到着を通知する。これにより宅配ボックスの回転率向上、再配達率削減も期待できるとしている。
同物件ではメインエントランス自動ドアの制御システム、およびインターホン制御盤、顔認証用のタブレット端末と、ビットキーのスマートロック「bitlock GATE」を連携させている。これにより、顔をかざす、またはhomehubアプリのボタンを押すだけで、エントランスのセキュリティを解錠できる。宅配ボックスに荷物が入っている場合は、集合玄関機から音声で通知する。
東急不動産は、鍵を取り出すことなくスムーズに入館できる利便性、荷物の受け取り忘れを防止する機能が顧客体験の向上につながり、また宅配ボックスの満杯状態の解消も期待できるとの考えから、導入を決定した。
ブランズ都島の所在地は大阪府大阪市都島区内代町三丁目9番30。交通はOsaka Metro谷町線 野江内代駅 徒歩9分など。総戸数は126戸。
東急不動産とビットキーは24年4月に、賃貸レジデンスブランド「コンフォリア」シリーズの関西圏における新築物件にて、エントランスの顔認証セキュリティおよび専有部へのスマートロック、取扱説明書の電子化を標準仕様とすると発表している。