ニュース
ローソン、ゴーストレストランを中四国・青森で展開
2025年6月13日 12:15

ローソンは、デリバリー専用として開発した商品を店内厨房で調理して届ける宅配サービス「ゴーストレストラン」を、6月12日より中国・四国地区および青森県のローソン店舗に初導入する。店内調理サービス「まちかど厨房」を展開している店舗への導入で、中国・四国地区では広島県内の15店舗、青森県では青森市・八戸市内の3店舗に導入し、今後店舗数を拡大していく。
ゴーストレストランは、Uber Eatsのアプリを通じて注文したローソンとは異なるブランド名(屋号)の商品を、ローソンの店内厨房で調理して届けるサービス。2021年11月に東京都内で実証実験を開始し、飲食店が少ない地域でレストランの代わりにもなるデリバリーを目指して導入エリアを拡大している。現在は北海道・東北・関東・中部・近畿・九州の約590店舗に導入している。
新たに導入する店舗では、スパゲッティをメインに扱う「スパゲッティの小屋」、炒飯をメインに扱う「炙りチャーシュー炒飯店」、フライドポテトなどをメインに扱う「Fried Foods Shop」の3ブランドを展開し、約50品のメニューを取り揃える。アプリ上ではそれぞれのブランドに続き、注文するローソン店舗名と「powered by LAWSON」が表示される。



導入地区で人気が高いのは、トッピングを加えた商品や大盛などのボリューム感のあるメニュー。ゴーストレストランの注文とあわせて、ローソン各店舗で販売している「からあげクン」やソフトドリンク、アルコール等の商品の注文も増加しているという。また、飲食店が営業していない深夜の注文が多い点も特徴に挙げる。