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御殿場アウトレットに空飛ぶクルマの離着陸場

利用イメージ

「御殿場プレミアム・アウトレット」にて、eVTOL(空飛ぶクルマ)の離着陸場「御殿場プレミアム・アウトレット バーティポート」が竣工した。三菱地所、三菱地所・サイモンが発表した。国土交通省の定める空飛ぶクルマのバーティポート整備指針を参考にして整備した東日本初のバーティポートとなる。

ポートの施設には、空飛ぶクルマの離着陸面に加えて、トレーラーハウスを活用した旅客施設や運航管理施設を備えるなど、将来的に空飛ぶクルマを活用した運航サービスや遊覧のハブ機能を果たすことを目指している。秋以降に、空飛ぶクルマ実機によるデモフライトを実施予定。

ポート
旅客施設および運航管理施設
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三菱地所は将来的な空飛ぶクルマの利活用を見据え、2022年に「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画した。加えて、三菱地所・サイモンとともに「御殿場プレミアム・アウトレット」「酒々井プレミアム・アウトレット」でのヘリコプター遊覧事業を展開。また、22年~24年に東京都の実証をコンソーシアム代表企業として受託して、都心部のビル屋上を活用したヘリコプターでの実証実験を行なった。

三菱地所は、オフィスビル、商業施設、ホテル、空港などを起点としたサービス活用を視野に入れながら、次世代モビリティの社会実装に向けて幅広いパートナーと協業し、まちづくりの進化に取り組むとしている。