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オプテージ、スカパーJSATと連携 eo光テレビにCSパススルーの新コース

新ロゴ

オプテージは、個人向けFTTH・エネルギーサービス「eo(イオ)」について、8年ぶりのリブランディングを実施。その一環としてスカパーJSATと連携した、eo光テレビ新コース「CSベーシック」「CSプレミアム」の提供を4月16日から開始する。CSパススルー方式を利用することで、セットトップボックス(STB)無しでCSデジタル放送を視聴できる。

同社では、すでに地デジ・BSパススルー方式を採用し、BSアンテナやSTB不要の光回線を使ったテレビサービス「eo光テレビ」を提供しており、関西エリアでは70万件以上の利用者を獲得。CSパススルー方式を投入することで更なる契約者の増加を見込む。

今回は、スカパーJSATとの連携により、110度CSデジタル放送をCSパススルー方式により視聴可能にするもの。eo光テレビと同様、STBなどが不要なため、既存のテレビのリモコンを使ってCS放送を視聴でき、3台までのテレビで同時に視聴が可能。地上デジタル放送、BSデジタル放送の視聴に台数制限はない(一部有料チャンネルを除く)。

戸建向けのサービスで、利用料金は、「CSベーシック」が月額3,300円で59チャンネル、「CSプレミアム」は月額4,730円で85チャンネルの視聴が可能。両コースとも地上デジタル放送・BSデジタル放送を含み、提供チャンネルが増える形になる。集合住宅向けのサービスは現在検討中。

また、個人向けFTTH・エネルギーサービス「eo」のリブランディングに合わせ、サービスロゴとブランドメッセージを刷新。新ロゴは、親しみやすさや信頼感を維持するため、eoのDNAを継承しながら、さらにより多くの幅広い人達から長く愛されるブランドでありたいという想いを込めてデザインされた。

ブランドメッセージは、「こころ、はずむ。」。「やりたいことや実現したいことが、eoによって拡がっていくように、eoは、すべての人にとって、理解・共感し、安心感を与え、前に進む気持ちにする存在となることを目指します」というメッセージを込め、「こころ、」はeoに関わる一人ひとりを表し、「はずむ」はeoに関する体験によって感情や期待が高まり、前向きになれる様子を表現。最後に「。」で止めることで、強い意思を表明している。

また、新サービス開始に合わせてキャペーンも実施。eo光ネット「ホームタイプ」もしくは「メゾンタイプ」と同時申し込みで、「CSベーシック」の月額料金が最大6カ月間実質無料・「CSプレミアム」の月額料金が最大6カ月間1,430円/月で利用できる。eo光テレビ利用者のコース変更が対象となるキャンペーン「CSグレードアップ割」も実施する。

15日に行なわれた記者会見で、オプテージ常務執行役員の松本和拓氏は、「動画配信サービスなどの普及もあり、業界全体では多チャンネルサービスは成熟期と言われている。しかしeo光では契約者の約半数となる70万人が光テレビとセットで契約している。まだ多チャンネルサービスを利用していない層に魅力を訴求していきたい」などとコメント。

今後は、10Gbps以上の速度を持つ光回線サービスの提供や、同社の会員特典プログラム「eoプレミアムクラブ」のサービス拡充なども図っていく。