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三井住友カード、セブンイレブンで「Vポイント」10%還元
2024年10月1日 13:33
三井住友カードとCCCMKホールディングス、セブン-イレブン・ジャパンは、全国のセブン-イレブンで最大10%のVポイントが貯まる・使える、セブンマイルからVポイントへ交換できるサービスを10月15日10時から開始する。
これまで三井住友カードとセブン-イレブンは、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元」施策を共同で実施。セブンで三井住友カードのスマホタッチ決済を利用すると、最大7%のVポイント還元を行なっていた。
この施策を“レベルアップ”し、10月15日から「セブン-イレブンアプリ」と「7iD」と「V会員番号」の連携(Vポイントの利用設定)を行ない、支払いの際にセブン-イレブンアプリを提示して、三井住友カードのスマホタッチ決済を利用すると最大10%のVポイントを還元する。
この施策は期間限定のキャンペーンではなく、両者の協業による「中長期的な新サービス」と位置づけられている。
三井住友カードのスマホタッチ決済で最大9.5%がVポイントとして付与。さらに、セブン店頭で、セブンアプリの会員コードを提示すると0.5%のセブンマイルを付与。セブンマイルをVポイントに交換することで、最大10%の還元となる。
対象のカードは、Oliveと三井住友カードNL。
参加の流れは以下の通り。
- セブン-イレブンアプリをダウンロード
- 「7iD」と「Vポイント」を設定
- 「三井住友カード(Vpassアプリ)」と「Vポイント」を設定(設定済みの人は不要)
- 三井住友カードの「スマホのタッチ決済」を設定(設定済みの人は不要)
- セブン-イレブンで三井住友カードのスマホのタッチ決済で支払い
店舗での支払いは、まず「セブン-イレブン」アプリの会員コードを提示。レジでクレジットカードを選び、三井住友カードのスマホのタッチ決済で支払いを行なう。
なお、最大10%還元はスマホのタッチ決済のみ。プラスチックカードの場合は、10月15日~12月31日まで5%、'25年1月以降は1.5%となる。また、セブン-イレブン以外の「対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元」店舗は、上限7%のままとなる。
三井住友カードを持っていないユーザー向けの施策「金曜日限定 最大10%還元」も実施。毎週金曜日に「VポイントPayアプリ」を利用して、決済すると最大10%還元とする。共通点は「スマホのタッチ決済を使う」こと。
セブン-イレブンでは展開中の「7%還元施策」において、すでにカード利用数の5割以上が「タッチ決済」になっている。「お得で便利な体験」として両者が連携して、タッチ決済を推進するほか、今後はスマホのタッチ決済のみの新たなサービスも検討していく。
Vポイントの大きな一歩
三井住友カードの大西 幸彦CEOは、新施策を「これまでにないサービス」と強調し、Vポイントとセブンマイル、7iDの連携を説明。「セブンマイルがセブン-イレブンのポイントから、世界中で使えるポイントになる。タッチ決済ならセブンマイル変換とあわせて10%、カードを持っていなくても毎週金曜には「VポイントPay」で10%還元になる。繋がることで、双方にこれまで以上の“お得”を実感してもらえるはず」とした。
また、Visaのタッチ決済においては日本でも決済件数の40%を超えており、世界全体では80%を超えている。どの地域においても、20%を超えると普及が急加速しており、「日本も急拡大フェーズに入った」と説明。このタッチ決済の便利さを訴求し、普及を加速するため今回の取組を実施。「従来のポイントを大きく超えた顧客接点が生まれる。ナンバーワンコンビニのセブンイレブンとの協業は、我々三井住友カード、Vポイントにとって大きな一歩になる」と語った。
セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長は、ダウンロード数2,600万、アクティブユーザーは830万のセブン-イレブンアプリと、8,600万のVポイントユーザーとの新たな接点が生まれて「シナジー効果が期待できる」とし、これまでセブン-イレブンを使っていなかった人への拡大を期待。21,600店舗、連日2,000万人が訪れるセブン-イレブンの買い物体験を、より便利にしていくとする。
発表会には、お笑いトリオ「東京03」の飯塚悟志さんと、パリオリンピック体操で金メダルを獲得した岡慎之助選手、杉野正尭選手が登壇。セブン-イレブンでのVポイントのお得とともに、それぞれが考えた「Vポーズ」を披露した。