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JR東日本、「オフピーク定期券」値下げ 15%割引

JR東日本は、「オフピーク定期券」を10月1日発売分より値下げする。現在は通常の通勤定期券より約10%割安の設定だが、値下げ後は約15%割安となる。

オフピーク定期券は、平日朝の通勤時間帯の混雑緩和を目的として、通勤定期券(Suica・モバイルSuica)を対象に'23年3月に開始したサービス。平日朝のピーク時間帯以外に定期券として利用できるもので、通常の通勤定期運賃より割安で提供している。また、'24年3月からオフピーク定期券購入時にJRE POINTを5%付与する取り組みを実施している。

値下げの狙いは利用者増。例えば立川駅⇔新宿駅の通勤定期券(6カ月)の場合、通常70,350円のところ、オフピーク定期券では約15%オフの59,200円となる。

さらに、モバイルSuicaでオフピーク定期券を購入し、ビューゴールドプラスカードで決済した場合、オフピーク定期券購入ポイントの5%(2,960ポイント)、鉄道利用で貯まる2%(1,184ポイント)、カード特典の4%(2,360ポイント)の、合計約11%(6,504ポイント)が還元される。

値下げ以外にも特典を用意するほか、俳優の佐野勇斗さんを起用した新たなプロモーションを展開する。特典は、NewDaysの「カウンターコーヒー割引クーポン」、ルミネの「500円チケット」など。そのほか、ワーキングスペース、ジム、ホテル利用の特典も用意する。特典は各店舗やサービスのアプリ利用が必要な場合や、抽選のものがある。

オフピーク定期運賃の適用区間は東京の電車特定区間内で、10月1日以降も設定エリアや各駅のピーク時間帯など、価格以外の変更はない。

東京の電車特定区間