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Meta Quest、機内エンタメ特化の「トラベルモード」
2024年5月14日 12:20
Metaは、Meta Quest 2と3に、機内エンターテインメント機能「トラベルモード」を導入した。
Meta Questを機内エンターテイメントデバイスとして活用できる機能。バーチャルスクリーンで映画、ゲームを楽しめるほか、プライベートな環境で仕事をすることも可能。例えば、無料のWi-Fiを利用できるフライトに搭乗した場合、Meta Questは航空会社のWi-Fiを検知してネットワークへの参加を促し、自動的にブラウザを起動する。
飛行機の動きを考慮し、アルゴリズムも特別にチューニング。窓の外を眺めているときでも、安定した一定の体験ができる。トラベルモードは飛行機での利用に最適化されており、将来的には電車など他の交通手段にも対応する予定。
トラベルモードを開始するには、「設定」メニューの「試験中」のセクションで登録する。その後、「クイック設定」からトラベルモードのオンとオフを切り替えられるようになる。また、利用する航空会社によっては、ヘッドセットが自動的に航空機内であることを検出し、可能な限りシームレスな体験をするためにトラベルモードをオンにすることを推奨する場合がある。新機能を表示するには、ヘッドセットの再起動が必要。
ルフトハンザドイツ航空との協業も実施。特定のフライトにおいて、ルフトハンザの新しいビジネスクラス「アレグリス」の利用者を対象に、エンターテインメントや旅行、ウェルネス、ゲームなど、Meta Quest 3のトラベルモードで動作する専用MRコンテンツを提供する。航空会社が機内でMeta Quest 3ヘッドセットを提供するのは初めての試み。