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NEC、Claudeでマーケ施策を自動立案 アンソロピック協業第1弾

NECは、Anthropicとの戦略的協業に基づく最初のサービスとして、「NEC AIインサイトレポーティングサービス」を提供開始した。消費者の購買データをもとに商品企画や販促プランなどの作成を自動化する。

NECはこれまで、膨大なデータから課題解決につながる統計的事実を自動で見つける技術を提供してきた。一方、分析結果をもとに施策を立案するには専門人材が必要で、数週間から1カ月程度かかる場合もあり、コスト面も課題となっていた。

NEC AIインサイトレポーティングサービスは、マーケティング施策の立案や商品企画など、解決したいビジネス課題を指示するだけで、分析結果と具体的な施策案をレポート形式で提示するもの。分析環境や専門的な分析人材を用意することなく、販売戦略の立案などを迅速かつ低コストに行なえるとしている。ユーザーが条件などの指示内容を変えた場合でも、柔軟かつ高速にレポートを再作成できるという。

同サービスでは、AnthropicのAI「Claude」とSnowflakeのAIエージェント「Snowflake Cortex」を活用し、提供開始時はマクロミルの「消費者購買データ MHS」を分析用データとして用いる。今後、各企業が保有するデータを活用し、企業の独自ナレッジを組み合わせて課題を解決するサービスも提供する予定。

NECは同サービスについて、9月まで飲料、加工食品、日用品などの顧客企業とビジネス検証を実施し、10月から幅広い企業に本格提供する。価格は月額100万円(税別)で、利用規模などにより変動する。今後3年間で累計100億円の売上を目指す。

NECとAnthropicは4月に戦略的協業を開始しており、セキュアな業種別の業務特化型AIソリューションの共同開発や、NECのDX価値共創モデル「BluStellar Scenario(ブルーステラ シナリオ)」へのClaudeの導入を進めている。