ニュース

家に入る空気を"高除湿"で快適に パナと積水が新換気システム

パナソニックと積水ハウスは、外気の湿度を室内に取り込む前に抑え、住宅全体の湿度を軽減する、除湿熱交換型換気システム「SMART-ECS SARAWEL(スマート イクス サラウェル)」を共同開発し、8月3日に発売する。

「スマート イクス サラウェル」は、夏季に湿度の高い外気から水分を取り除き、温度と湿度を調整して室内に取り込むことで、快適な住環境を実現する室内環境システム。

日本の夏の高湿度化という課題に対し、定格除湿能力3.1kg/h相当とする業界最高の除湿力により外から住宅に入る湿気をあらかじめ抑える。積水ハウスの住宅設計・住環境に関する知見と、パナソニックの空質・空調技術を組み合わせ、湿度を抑えた空気をリビングや寝室だけでなく、廊下や洗面室など、エアコンを設置していない非居室にも届けることができる。

夏や梅雨時期のムシムシ感や肌のベタつきを軽減するほか、部屋干しの洗濯物が乾きやすい環境づくりや、湿気がこもりにくいことによるカビ・ダニ対策にも配慮。室温を必要以上に下げずに湿度をコントロールすることで、エアコンの冷風や冷えすぎが苦手な人にも適している。

一般的なエアコンの除湿が「室内の湿気を取る」のに対し、「スマート イクス サラウェル」は「湿気を家に入れる前に抑える」発想。屋外に設置した本体で外気中の水分を取り除き、温度を調整してから室内へ送り出すため、冷やしすぎに頼らず、サラッとした心地よさを住居全体に届けることができる。

外気を処理して取り込む除湿熱交換型換気システムに、ビルトイン空気清浄機「Air Me(エア ミー)」などを組み合わせて空気環境を整える。室内から排出する冷えた空気の熱を活用し、外から取り込む暑い空気の温度上昇もやわらげている。除湿した外気を冷媒熱交換により整えることで、換気しながら室温への影響を抑える。

冬季は、熱交換換気により、室内の暖かい空気を利用して、外から取り込む冷たい空気を室温に近づける。加えて、ベース空調として緩やかに温めた空気を換気しながら供給し、年間を通じて外気の影響を抑えた住環境づくりをサポートする。

また、外から取り込む空気は、除湿熱交換型換気システムに付属するサイクロン給気フードと高性能フィルターで汚れを取り除いてから室内へ供給。室内では「Air Me」により、空気中の汚れをすばやく除去する。