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イオンモール草津、4月26日リニューアル 「子育てファミリーにもっとやさしい」

イオンモールは、滋賀県草津市のショッピングモール「イオンモール草津」を、4月26日にリニューアルオープン。子どもの遊び場や地域の親子の交流を支援するコミュニティ広場を親切するほか、フードコートや館内共用通路を改修する。

同モールは、'08年にオープンし、16年目を迎えた。草津市では子育て世帯が多く、人口増加が続いているという背景があり、リニューアルを実施。

リニューアルのコンセプトは、子育てファミリーにやさしいモール。子どもの遊び場や地域の親子のコミュニティ広場の新設、フードコートや館内共用通路の改修などで、子育てファミリーが安心して快適に利用できる空間に進化するとしている。専門店は、要望の声のあったライフスタイルグッズ、ファッションなど新規23店舗を含む65店舗を刷新する。

新設される子どもの遊び場「もくいくひろば」では、子どもが木のぬくもりを感じながら、寝転がったり遊んだりできる。県産の「びわ湖材」を使用して作られ、対象年齢別に館内3階の2カ所に設置。

もりのあそびば(3~6歳対象)
うみのあそびば(0~2歳対象)

1階には、親子のコミュニティ広場「こもれびひろば」を新設。草津市周辺の子育て中の女性が集まった地域密着コミュニティ「コミニタス」と協働し、転入者へのウェルカムパーティや子育ての情報交換、バザーなどを実施する。

改修されたフードコート「Food Forest」では、ファミリー向けの従来の小上がり席に加え、「キッズ専用スペース」を設置し「赤ちゃん休憩室」を改修。居心地のよい空間にするとしている。館内のデジタルサイネージも拡充され、フードコートの空き状況が一目でわかるタッチパネル式のデジタルサイネージを導入。

共用通路の床は、ベビーカーやカート、車いすが移動しやすいよう、タイルカーペットから塩ビタイルに変更した。デザインは琵琶湖の水面をイメージしたという。

モール外壁のデザインは琵琶湖の風景に馴染むグレーを基準色に採用。木や水、花をイメージした自然なアクセントカラーを取り入れた。

ライフスタイルグッズの専門店としては、ダイソーが展開するDAISO、Standard Products、THREEPPYの複合店舗や、キャンドゥ、AENA、3COINS+plusが出店。ダイソーによる3業態の複合店舗は、滋賀県初出店。また、キャンドゥの売り場面積は滋賀県最大の470m2

ファッションの専門店としては、HULLE、graniph、ムラサキスポーツ、ABC-MART SPORTS、Charlotte、ブリーズスクエア、きもの工房一休が出店。

環境への取り組みでは、ソーラーカーポートを導入。駐車場スペースに屋根を設け、太陽光発電設備を設置することで、持続可能に発電する。日除け雨除けとしても利用できる。

所在地は滋賀県草津市新浜町300番地。建物はモール棟が3階建で、スポーツ&レジャー棟が1階建。敷地面積は約165,000m2。延床面積は約177,000m2。駐車台数は約4,400台。