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ウェザーニュース「空の天気Ch.」 高度別の気象予測

天気アプリの「ウェザーニュース」は、高度別の詳しい気象予測を確認できる「空の天気Ch.」をリリースした。利用料は基本無料。

「空の天気Ch.」は、上空の高解像度な気象予測を日本全国にわたって表示する機能。5つの高度(上空100m付近/1,500m付近/3,000m付近/5,700m付近/9,600m付近)の風向、風速と気温の予測がマップ上で確認できるほか、運航判断や空撮で重要な下層の雲の予測も確認可能。マップは自在に拡大縮小でき、見たい地点の予測を詳しく確認できる。

有料会員向け(月額360円)に、低空域のより詳細なピンポイント予報機能も公開。ドローンポートや空港など任意の地点で検索すると、その地点の上空150mまでを7段階(0m/20m/50m/70m/100m/120m/150m)に分けた高度別の風向、風速、気温の予報を10分ごとに表示する。

また、風速に基づいたドローンの運航可否を「影響なし」「注意」「飛行不可」の3段階で、気温低下によるバッテリーへの影響を「影響なし」「注意」「警戒」の3段階で判定してそれぞれ表示し、ドローンの安全な運航を支援する。また、パラグライダーやハンググライダー、熱気球などスカイスポーツ愛好者の安全も支援していくとする。その他、地上付近の1時間ごとの天気、降水量、気温、風と、10日先までの天気、気温、降水確率も表示。

ウェザーニューズはこれまで、飛行機やヘリコプター、ドローンなど、空に関わる様々な企業を気象情報でサポート。近年、ドローンや空飛ぶクルマなどの動きが進み、上空の気象情報の重要性が増していることから、企業向けに提供してきた気象情報を「空の天気Ch.」として個人向けにリリースした。