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和光市駅直結 商住一体の高層複合施設 29年竣工

和光市駅の北口駅前にて、商業施設と約300戸の住宅棟で構成される駅直結の複合施設開発が進められる。'26年の工事着工、'29年の竣工を予定している。

三菱地所レジデンス、三菱地所、大京の3社が、「和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業」について、3月28日に埼玉県和光市より都市計画決定の告示がされたと発表した。約0.7haの敷地に住宅、商業施設等が一体となった複合施設を建設するとともに、歩行者道路や歩道状空地を整備する。

和光市駅は東武東上線、東京メトロ有楽町線および副都心線が乗り入れる、都心へのアクセス性が高い場所。施行地区は北口駅前で、立地条件にも恵まれている。

一方で周辺道路の狭さや住宅の密集など、生活利便性やまちの安全性に課題があることから、駅前エリアに駅前広場や道路、公園を整備。駅周辺の安全性・利便性の向上や良好な住宅環境の形成により、宅地の利用増進を図る。あわせて、災害に強い安全・安全なまちづくりを目指す。

複合施設は低層階を商業施設等、高層階を住宅とする。施行地区は埼玉県和光市新倉1丁目、下新倉1丁目の各一部。建築敷地面積は約7,100m2、延床面積は約56,500m2