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ライザップ、自治体の公共施設に官民連携「チョコザップ」 全国初

RIZAPグループは、三重県木曽岬町が運営・管理する就労支援施設の一部を活用し、コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」を5月頃に出店する。公共施設を活用した「官民連携コンビニジム」としては全国初の取り組みとなる。

RIZAPグループと三重県木曽岬町は、3月7日に包括連携協定を締結。木曽岬町にとっては、地域住民の健康づくりやコミュニティの活性化などの課題解決に向けた効果が期待できることから、提携の取り組みとして官民連携コンビニジムを出店する。公共施設活用のほか、人口1万人以下の小規模自治体への官民連携コンビニジムの出店も全国初となる。

三重県木曽岬町 町長 加藤隆氏(左)、RIZAP 福利厚生事業推進部 部長 田名邊朋成氏(右)

両者は、町民の健康づくり、町民の介護予防、地方創生および町民サービスの向上に関することで連携。健康セミナーや健康増進・健康づくりの情報発信、フレイル予防に向けた運動セミナー、RIZAP式体力年齢測定などに取り組む。

店舗名は「chocoZAP木曽岬町店」(仮)。出店予定地は三重県桑名郡木曽岬町大字和泉303番地3。チョコザップを拠点に健康増進プログラム等を実施予定。

RIZAPグループは、チョコザップを通じた地方創生に貢献する健康支援に取り組んでおり、今回は'23年度に実施した地方自治体との10件目の提携事例となる。公共施設を活用したチョコザップ出店は初となるが、官民連携コンビニジムとしては'23年6月に兵庫県養父市に設置している。